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ECサイト、なにでつくる?

ECサイトばっかりつくってはや20年のmmochiです。

自社ECサイトを構築する際の手段には「ASP」「SaaS」「パッケージ」「スクラッチ」という選択肢があります。
発注企業(セラー)がこの選択肢を知らずに発注することがデメリットになり得るということを知っておいて欲しいと願っています。

ASP(エイ・エス・ピー/エー・エス・ピー)

ASPというと「多くのショップが同じプログラムを共有して画一的な機能で販売する」ものです。
独自ドメインでオリジナルデザインのショップを持てますが独自機能は実現できません。
用意される機能はかなり多機能なのですが「かゆいところに手が届く」ほど高機能かと言うとそうでもなかったりしますが、外部サービスとの連携はメジャーどころのサービスであれば一通り揃っている印象です。

「まずはショップをやってみる」というケースや、「システムに業務を合わせられる」というケースにおいては有用だと思います。

例えば、MakeShop、BASE、STORES、カラーミーショップなどが挙げられますが、あんどぷらすではASPを使ったECサイト構築は行いません。

SaaS(サース/サーズ)

「サーズ」は「SARS」と誤認しないように今どきは使わない発音だと思います。
ここのところ絶賛注目の的は「Shopify」です。「Spotify」じゃないです。いたるところで言い間違えられてますが!

SaaSもASP同様、同一プログラムを複数ユーザーが利用するのですが、大きな違いは「個別カスタマイズが可能」な点にあります。そのため外部サービスとの連携に関しても充実している印象です。
とはいえ、データベースのフィールド追加とか取得関数の変更とか、そんなことまで容易にできるわけではありません。

「まずはショップをやってみる」というケースでも「外部連携することを前提としたエンタープライズなサイト」といった用途でも実用に耐えられると思います。

個々のユーザーサイトにおいて個別に機能アップデートを気にする必要が希薄なことも特徴のひとつです。

SaaSには例えばShopify、メルカート、Adobe Commerce Cloudなどがありますが、あんどぷらすではShopifyでのサイト構築に対応しています。

パッケージ

商用パッケージ、オープンソースどちらのケースもありますが、ECサイト構築用CMSを用いたサイト構築を行うケースも多いです。

個々のサイトごとに専用でEC機能を構築するので機能カスタマイズもデザインも自由度高く実施できます。
オリジナリティの高いサイト構築を行う場合の筆頭候補ですが、サーバー含めたメンテナンスやアップデートを想定しておかないと思いの外必要になる維持費用に疲弊する可能性もあります。

「明確な理由がある」ケース、例えば「システムを業務に合わせたい」とか「自由に連携するサービスを選びその連携内容を自らコントロールしたい」といったケースなどで真価を発揮すると思います。

もうひとつ大きな特徴は「ユーザーが増えることに伴いフィードバックが増え、パッケージの進化スピードが早い」ということが挙げられます。

パッケージには例えば、EC-CUBE、Magentoなどがありますが、あんどぷらすでは商用パッケージであるCS-Cartを利用しての構築を行っています。
あんどぷらすが長年得意としてきている構築方法です。

スクラッチ

用意されたサービスやプログラムを使わず、そのほとんどを専用のプログラムとしてイチから作るという構築方法です。

「自社のビジネスに完全に合わせる」ための構築方法です。

費用的な側面、機能の向上という側面からはメリットがないと言っても良いかと思います。そのプログラムを使っているのが御社のみということはリスクですね。

つまり?

テストケース的にECを開始するのであれば「ASP」で良いと思います。はじめてECに取り組むものの、「まずは開設」ではなく、基幹システムとの連携やMAの実施を想定しているのであれば「SaaS」もしくは「パッケージ」での開発をおすすめします。

サイトリニューアルのケースでは「データ移行」の有無とそのしやすさが重要視されることが多いですが、リニューアルの動機が「現サイトではMA対応が弱いのでMAに強いプラットフォームに変えたい」とか「独自機能を作りたい」などといったことである場合、データ移行のプライオリティは下がります。

発注企業(セラー)がEC構築プラットフォームの選択肢を知らずに発注することは事業構想には不向きなプラットフォームや制作会社を指名してしまうことにつながります。

近い将来の事業展開に応じて適した構築方法があるのでそのあたりを提案できる制作会社に構築相談をされることをおすすめします。
その上で制作会社が得意なフィールド・プラットフォームが合致してることがWin-Winの肝となります。

出し惜しみせずに自社の構想を背景から将来展望に至るまですべてお話しください。良い提案を受けるにはそれ相応の情報提示が必要だと思います。

投稿者プロフィール

mmochi
だいひょうとりしまりやく。
へんたい。

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