あいかわらずの会計ソフト探しを続けているsayaです。
理由はMacで会計ソフト使いたい!をご覧ください。
今回はその続編ということで、2016年7月28日にリリースされたタブレット会計アプリについて書こうと思います。
なななんと、このアプリ無料です!!!
今回使ったタブレット会計はその名のとおりタブレット用のアプリになります。
スマホでは使えません。
実際会計入力するのにスマホ画面だと小さすぎると思います。
タブレット会計はiTunesにしか登録されていないみたいなのでipad限定かな?
私はiPad miniで試しました。
また、今回の会計ソフトはタブレットアプリなので法人の決算までをすべてこのアプリで完結するのは大変だと思います。
2016年9月16日現在の状況ではプリント機能もないですし、あくまでも財務状況をタブレットによってどこでも確認ができる為のものと思われます。
アプリの開発元は会計王などの経理ソフトでおなじみのソリマチさんなので会計の機能は安心して使えると思います。
わたしの会社では顧問税理士さんに通帳コピー、領収書類、現金出納帳などを毎月渡して記帳業務、決算をお願いしています。
税理士さんからは月ごとの月次決算書をいただくのですが、記帳を代行していただく関係上書類をお渡ししてからだいたい1ヶ月はかかります。
できるだけリアルタイムに自社の財務状況を把握したいのでコストが低く、外からでも入力閲覧が可能な経理ソフトを探していました。
ちなみに個人事業主の方であればこのアプリで入力しておいて確定申告の際にe-Taxに入力しても良いかもしれません。
(多少手間ですがなんてったって無料なので・・・)
タブレット会計のサイトでは“タブレットだけで決算まで完全無料”を売りにしているようですね
ただ、前の章でも書いたとおり会計士さんに頼まず自分で全て決算申告まで行う方にはあまり向いていないと思います。
よく見るとメイン画像の下の説明でも“税理士さんに記帳代行をお願いしている方など”と書かれていますね。
気になるアプリのインターフェースはこんな感じです。
会計ソフトらしくモノトーンベースに必要最低限の色味を足したシンプルな見た目です。
基本はこのカレンダー式でその月の収入、支出、利益が頭にあり、太字になった日付をタップするとその日の仕分けが見られるようになっています。
様々な会計ソフトを試してきましたが、この表示は分かりやすいと思います。
入力画面はこんな感じです。
銀行のネットアカウントを持っていれば99%の銀行口座が自動読み込み可能だそうです。
わたしも実際にネットバンクを1つ読み込んでみましたが、一から入力するよりもだいぶ手間が減ります。
ただ、読み込んだ後も1件1件仕分けを確認して登録は行います。
その時に中央のスクリーンショットのように仕分けを補助する例文が役に立ちます。
該当する例文があればそれをタップするだけで簿記が分からなくても仕分け可能なのです。
ただ、アプリのレビューに書かれていましたが、補助機能の例文は少なめで該当しない事もあり、そのときは自分で仕分けを行う必要があります。
最近はネットで検索すれば答えが見つかると思いますが、仕分け補助機能だけに頼って使うのは難しいと思います。
一番右のスクリーンショットのように科目ごとの帳簿も見れますし貸借対照表、損益計算書も見れます。
このアプリのオススメポイントとして“レシートを撮影して保存する機能がある”ことです。
平成27年にレシートをスキャナー読み込みした電子保存は認められましたが、、、スマホ等で撮影したデータの保存は認められていません。
ただ、どうやら法改正で認められるようになりそうなのです。
分かりやすくまとめられている記事がありました。
現在はまだ認められていないのですが、アプリでレシートや領収書を撮影しておけば後で時間があるときに撮影データを見ながら入力ができるので便利です。
実は以前税理士さんに預けた領収書1年分が紛失(税理士さん保管中に)したことがあり…結果半年後に無事見つかったのですが冷や汗をかいたことがありました。
バックアップとしてもデータを残しておくと安心かもしれません。
結論として私は今期このアプリを使ってみようと思います。
どのソフトにも一長一短ありますし、使いやすさは好みもあると思います。
ただ、このアプリ無料なんですよね。
あまり文句言えませんw
必要最低限の機能はあると思います。
欲を言えば帳簿をプリントさせてくれーと思いますが・・・
アップデートに期待しましょう。
将来的に会計王など自社製品とセットで使ってもらうために無料で出したのかもしれませんね。
とすると会計王使っている人は将来データ連携が可能になったりして・・・(妄想)