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オフィスを増やしたわけ  – 価値をデザインする –

息子が金髪にしたのを見て「い〜な〜(私も真似したい)」と思ってしまった変な母代表sayaです。

我が子がグレているわけではないのでご安心?ください。
すでに社会人ですし(そのほうが問題か?)
あんどぷらすと同じで清潔感あれば服装髪型自由な仕事だそうです。

そんなことより2021年11月にあんどぷらすは新しいオフィスを増設しました。
なぜオフィスを増やしたのか?今後の計画とともにまとめてみました。

目の前の物件が空いた

あんどぷらすは「人」が大切と考え採用に力を入れています。
会社と一緒に成長するための努力を楽しめる仲間を求めて新卒・中途ともに少しずつ人数を増やしてきました。
内部制作に拘っているので今後もまだまだ仲間を増やしたい!

だから将来に向けてのオフィス拡張は常に頭の片隅にありました。
(同じビルの別フロア空かないかな〜って願ってみたり…)

ある時オフィスの窓(6階)から外を見ていたら向かいのビル1階で内装を解体しているのが目に入ります。

これは…

その日から外を見るたびに様子が気になって解体現場を不審者のように外から覗き込んだり勝手に色々イメージしてみたり。

いやいや、路面だぞ 家賃割高だぞ
と思いつつも「正面エントランスのタイル素敵だな〜あそこに椅子とテーブル出したら陽があたって気持ちいいだろうな〜」と妄想が暴走していきます。

抑えきれない妄想をふと冗談交じりに広報に話してみました。

「路面オフィスいいですね。植物置きたい!」by moka

結果、契約しました(広報と心の中でハイタッチ)

もちろん広報の意見も参考にしつつ色々考えて計算しての決断です。

出社したくなるオフィスにする!

オフィスを増やす決断をした時、まさに世の中はコロナ禍。
「都心の会社はオフィス縮小傾向」なんて記事やニュースばかり目に入ります。

いよいよ契約というタイミングであんどぷらすのある静岡にも緊急事態宣言発令。
安全を考えて選択制リモートワークに入りました。
(選択制と言いつつ宣言下なのでほぼ全員リモートワークだった)

そんな状況で普通はオフィスを増やす計画を迷うところかもしれません。
でも「いつでもリモートワークに切り替えられるのだから、常にリモートワークである必要は無し」と常々考えていたので決断は揺るぎませんでした。

決断したからには

・安全に出社できるオフィスを作ろう

・出社したくなるオフィスにしよう

と心に誓いました。

セミフリーアドレスとは

現在のオフィスであんどぷらすは「セミフリーアドレス制」を導入しています。

各自の席を決めず毎日好きな席で働くことをフリーアドレスと呼びますが、あんどぷらすでは自分の席はありつつオフィスの中で移動して好きな場所で仕事ができるので「セミフリーアドレス」と名付けました。

名付けたのは何をかくそう私なのですが、先日Harvard Business Reviewを読んでいたところ、もっとカッコいい呼び名があることを知りました。
各人に自席があり、場所を選択して働けるフリーアドレスの席もある形式を「固定席型ABW」と呼ぶらしい。
*ABW=アクティビティ・ベースド・ワーキング

いろんなところで「セミフリーアドレス」をアピールしてきましたが、今後はドヤ顔で「あんどぷらすは固定席型ABWで〜」と言ってるかもしれません。

ネーミングはともかく、スタンディング用のカウンター、ラウンジと呼ばれるソファーエリア、会議室など好きな場所で働けるので人との距離を取ることが推奨される昨今この制度はとても助かりました。↑この時は撮影用に一時マスクを外しています。

小さなベランダや外階段の踊り場までオフィス化。

↑お弁当食べてる人いた。

↑外階段の踊り場も広くてワークスペースになる。

この【最適な環境を自由に選択して働ける】制度は新オフィス拡張でさらに推進していこうと思っています。

会社に所属する意味

コロナ禍で急遽リモートワークを導入した会社も多いと思います。

SNSでは「出勤しなくていいんだ!わーい!リモートワーク最高!」という声も聞かれますが、一方若くしてフリーランスを選択したっぽい人たちは他者と触れ合えるコミュニティを求めて様々なグループに属している人が多いような気がします。

人と常に関わることは面倒だけど、簡単に関われなくなると寂しいということかもしれません。
会社員・フリーランス・会社経営(役員)を経験している身からすると、出社して一緒に仕事をする仲間がいるってありがたいぞー!と叫びたい。 *わたくし一応あんどぷらすの常務取締役という肩書でして…
会社に属するメリットって社会保険とか福利厚生で語られがちだけど、オフィス出社があることで社会や様々な属性の人と繋がれるメリット相当あるよと。

様々な年代、性別、考え方の人と関わる機会って会社以外じゃ難しくないですか?
私なんて仕事があって出社があるから外に出たり人と話したりできてるようなもので、出社の義務がなかったら余裕で1ヶ月ぐらい家から出ないこともありそうです。

話が脱線しそうなので本題に戻すと

今回のオフィス増設は、出社して人とコミュニケーションが取れる場所を作る目的もあります。
出社してるけどいくつかの拠点にいて近場でリモートワークしている。
集まりたい時は1箇所に集まれる。
そんなイメージです。

オフィスの役割を考えてみる

今回あんどぷらすではオフィスを増やすと同時にオフィスの価値をデザインしようと考えています。
セミフリーアドレスはもちろん、あんどぷらすが持つ複数の拠点を選択して働くボーダレスオフィス化を目指しています。

ボーダレスオフィス計画

1〜4があんどぷらすのオフィス(1は新オフィス)、5は各自の自宅で計5拠点のオフィスとなる計画です。

 

ハブオフィス

今回新たに増えたオフィスが各自の自席があるメインオフィスとなります。
ここから散らばって、チームで一緒に取り組む時には集まってという役割から1はHub Office(ハブオフィス)と名付けました。

 

2はあんどぷらすが運営するfuigoです。

fuigoはこれまでのイベント・セミナースペースだけでなく、撮影・ライブ配信の機材が揃ったfuigo Studioが併設されます。
ちょっとカッコつけてOpen innovation Office(オープンイノベーションオフィス)と名付けました。

 

SharedOffice

3は今現在メインとして利用しているオフィスで、今後はShared Office(シェアードオフィス)になります。

シェアードと言っても外部の方とシェアするのではなく、あんどぷらす所属メンバーがシェアするオフィスです。
集中したい時やじっくり話をしたい時に利用します。

 

Satellite Office

4はこれまでもSatellite Office(サテライトオフィス)と表記してきた東京オフィスです。

コロナ禍によりしばらく家賃を払うのみでほぼ活用出来ていませんでしたが、落ち着いてきたのでまた以前のように活用していこうと思います。

 

Home Office

5は各自の自宅を拠点の1つとしてHome Office(ホームオフィス)としています。

 

あんどぷらすではZOHOのおかげで会議も契約書の締結も見積・請求書発行もあらゆる業務がクラウドサービスによりデジタル化されています。
今回のコロナ感染拡大による緊急事態宣言のような自体でもリモートワークにいつでも入れる体制です。
出社をメインとするのが基本ですが、今後様々な事情が発生しても対応できる体制としてホームオフィスも選択肢にしています。

このオフィス拡張計画では Harvard Business Review がとても参考になりました。
もともと私が思い描いていたオフィスの形にとても近い考え方が載っていて共感しかなかったです。
生産性と創造性を高めながら出社とテレワークのボーダーを無くしていくことが必要と感じています。

あんどぷらすらしいこと

新しいオフィス(ハブオフィス)の内装は工場がテーマ
トラスの仕切りが特徴的で迫力あるオフィスに仕上がりました。


↑オフィス内装詳細は別の記事で詳しくご紹介します!

なぜこんなにオフィスに拘るのか。
あんどぷらすのメンバーが気持ちよく働ける空間を作りたい。
そして素敵な人や物に囲まれて仕事したい。

そんな想いで今までのオフィスも内装に拘ってきたのですが、知り合いやお客様には「あんどぷらすらしいね」と言われることが多々あります。

あんどぷらすらしさってなんだろう…と考えてみましたが、仕事のスタンスや思想が「らしさ」に現れるのかな?
だとすればなおさら「あんどぷらすらしさ」にこだわりたいです。

理想はあんどぷらすカルチャーを創ること!
そのカルチャーの中心地にオフィスがなれば今回の計画は大成功です。

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