2021年新年の抱負

2021-01-01

コラム

新年あけましておめでとうございます。2021年幕開けです。

つい先日2020年の振り返り記事を書いたばかりで、そこで挙げた課題を解決したいと考えています。
まー常に思っていることではあるんですけど。

今年はこんな年にしたい（抱負）

端的に言えば楽しい一年にしたいですね。企業の抱負としてどうかとは思いますけど。

面白おかしいことをしたいと言っているのではなくて、まぁ単純にそういうのも良いと思いますし必要なんですけど、達成感があって充実すれば楽しいだろうなぁって。
産みの苦しみをこれでもかと味わうこともあるんですけど、クリエイティブな仕事には付いて回る話ではあります。

2020年苦労した点として「案件相談」及び「受託案件」が激増したことで急激に負荷が高くなったことです。スタッフ一人あたりの担当案件数が急増したことは目に見えやすく誰もが実感したのですが、注意して観察しないと気づきにくい部分も相応に負荷が上がっていたのでそのあたりも解消したいです。

生産性アップ

注目すべきが「生産性」なのか「業務効率」なのかよく考える必要があって、弊社の場合「効率化」というのはあまり重要視していません。
大切にしたいのは「労働生産性」です。もう少し詳しく書くと「付加価値労働生産性」を向上することが必要です。（弊社はWeb制作会社なので「物的労働生産性」より「付加価値労働生産性」のほうがしっくり来ます）

端的に言えば「案件単価上げようね」ということですが、まー簡単じゃないんです。そしてクライアントの目にも触れるであろうところで値上げ宣言するのも普通は避けるんでしょうが、私はその辺避けずにいきたいです。

弊社の案件単価、まだまだ安すぎる感じだと思ってます。何に対してなのかというと、同業他社に比べてということではなくて、提供している内容に対してです。デザインの作り込み、CS-CartでのEC構築の知見、開発力（いろいろあるけど）、そしてクライアントの要望の読解力と提案力。
とはいえ、狭い界隈に限っての話でもう少し広い界隈で選ばれるには競争力強化はマストです。それは習熟度のアップと範囲の拡張ともに必要でただ単に値上げしますと言っているのではなく、これまで以上の価値を提供するので提供価値に見合った費用単価にしますということです。

厳選した採用と育成

生産性の向上を果たしても現在と同じくらいの受注数を請け負うと、クオリティを上げるための努力をしたところでスタッフ数を上回る制作は行なえません。スタッフの増員と早期の戦力化を果たせるとやっと「一人あたりの担当案件数」が適正になると考えます。短絡的に考えれば単価を引き上げて受託案件数を抑制すれば一人あたりの担当案件数は容易に引き下げることができます。
が、それが企業組織としての成長なのかと言うと疑問が残ります。

同じだけのご相談、いやそれ以上のご相談にこれまで以上のクオリティで答えることができてこそ成長できたと言えるのだと思います。

ここ数年の流れのまま新卒採用も中途採用もきちんと行っていきます。ただ、「優秀な人材がほしい」という状況ではありますが「誰でもいいからとにかく人手がほしい」というわけではありません。
「優秀な人材がほしい」のは言うまでもなく当然です。「優秀」の定義は様々あるでしょうが、弊社の考える「優秀」な人材を選りすぐって採用したいです。

認知度向上

「株式会社あんどぷらす」どれほどの人に認知してもらえているでしょうか。スタッフのご家族には認知してもらえているのだろうか。学生には知ってもらえているのだろうか。常に自問自答していますが答えは代わり映えせず、「ほぼ知られてないよね」です。
それでも問い合わせが増え続けている状況を鑑みる限りは少しずつ認知度が上がってきているのではないかと思ってはいます。

リスティング広告を打っているわけではないですし、SNSのフォロワー数も僅少ですが、広報担当が試行錯誤しながらインナーブランディングとアウトプットを進めてくれているので少しずつ成果が伴ってきていると思います。継続するしかないのでこの流れを絶やさずに更に多方面にアウトプットし続けていこうと思います。

昨年は書籍への出稿をしてみたのですがこれは認知度向上のためのものでもなく、スタッフの晴れの場にもできればいいなと考えてのことです。今後も継続していこうと考えていますし、晴れの場を増やしたいなとも思っています。

遅ればせながら20周年記念を

あんどぷらすは昨年（2020年）の11月が創業20周年でした。思えば永くやってきたなぁと思うのですが残念なことに新型コロナ流行の影響で記念事業がまともに行なえませんでした。今年はなんとかなにかやりたい！っと考えております。

今春入社する新卒採用の新人さんには入社に際しての課題として20周年記念のイベント企画を考えてもらっています。もちろんそのまま採用できるかはわからないのですが、既存スタッフと協力してあんどぷらすらしいイベントにしたいですね。
あんどぷらすらしさとは何かということもしっかり考えてほしいのですが、もしかしたら「らしさ」というのは結果であってそれを目指して作るのは違うかもなーという思いもないではないです。