あなたのサイト、AIに「無かったこと」にされているかも

あなたのサイト、AIに「無かったこと」にされているかも

AI検索やChatGPTに、自社のことを聞いたことはありますか?
ちゃっぴーの口調がおかしくなってきてコピーロボットが出来た気分のmmochiです。

さて。
最近のAI検索ですが、かなり精度が上がってきていて一見すると、ちゃんと理解しているように見えますよね。

でも──

どこか違和感がありませんか?

  • 間違ってはいない
  • でも、しっくりこない
  • 伝えたいことが抜けている

その違和感、気のせいではありませんよ。AIは情報を「理解」しているのではなく、「選んでいる」のです。

AIはもう来てる、むしろ読んでる

www.andplus.co.jp 74.***.***.*** – – [23/Mar/2026:04:58:12 +0900] “GET /sitemap.xml HTTP/2.0” 200 528 “-” “Mozilla/5.0 AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko; compatible; GPTBot/1.3; +https://openai.com/gptbot)”
www.andplus.co.jp 74.***.***.*** – – [23/Mar/2026:04:58:15 +0900] “GET /robots.txt HTTP/2.0” 200 194 “-” “Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10_15_7) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/131.0.0.0 Safari/537.36; compatible; OAI-SearchBot/1.3; robots.txt; +https://openai.com/searchbot”
www.andplus.co.jp 20.***.***.*** – – [23/Mar/2026:15:51:32 +0900] “GET /contact/sale/ HTTP/2.0” 200 22570 “-” “Mozilla/5.0 AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko); compatible; ChatGPT-User/1.0; +https://openai.com/bot”

www.andplus.co.jp 216.***.***.*** – – [23/Mar/2026:08:10:10 +0900] “GET /robots.txt HTTP/2.0” 200 194 “-” “Mozilla/5.0 AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko; compatible; ClaudeBot/1.0; +claudebot@anthropic.com)”

このサーバーログを見るとわかる通り、

  • ChatGPT系クローラ
  • 検索系AIボット

が、実際にサイトを巡回しています。

つまり、AIはすでに、あなたのサイトを読んでるのですよ。
これはもう“未来の話”ではありません。AIは“見に来ている”ではなく、“読んで使っている”段階です。

一見正しい。でも、なにか違う


問題は“間違い”ではなく、“削ぎ落とされ方”ですね。

(シークレットモードでゲストでChatGPTに聞いてみました)

一見すると、よくまとまっています。実際、内容も大きくは間違っていません。
でもよく見ると、こうなっています👇

  • 実在するサービスが「ほぼ無い」とされている
  • 一般論で説明され独自のサービスが出てこない
  • 個別の具体情報が抜け落ちて特徴が平均化されている

つまりこれは、「間違ってはいないが、正しくもない」という状態です。

本当の問題は「無視される」という現象

ここが一番重要です。

AIの問題は「間違えること」ではありません。

👉 存在しているのに、出てこないこと

  • 実在しているサービス
  • SEOで上位にいるページ
  • きちんと情報を載せているサイト

それでも、AIの回答には一切出てこない。

これは「ズレ」ではなく、無視です。そして無視は、修正すらされません。存在しないものとして扱われるからです。

なぜ起きるのか|AIの選び方

理由は明確です。

AIは「正確性」だけで情報を選んでいません。

AIは「正しい情報」ではなく
“もっともらしく要約できる情報”を選んでいる

この結果、

  • 一般論 → 採用されやすい
  • 個別具体 → 落ちやすい

という構造になります。

つまり、理解されなかったのではなく、選ばれなかった。

実験してわかったこと

実際に検証すると、はっきり差が出ます。

■ 対策しているサイト

  • AIに認識される
  • ただし表現はズレる

■ 対策していないサイト

  • そもそも出てこない

ここが重要です。
「ズレる」より「無視される」方が圧倒的に深刻

じゃあどうするのか


ここまでくると、やるべきことはシンプルです。
ただし──簡単ではありません。

必要なのはAIに採用される形にすることです。

具体的には、

  • 情報の構造を明確にする(構造化)
  • 同一主体として結びつける
  • 要約される前提で情報を用意する

まとめ|評価軸は変わった

  • AIはすでに見ている
  • でも、すべては使わない

そして今、「AIに採用されるかどうか」が新しい評価軸になっているのです。

【補足】

例えば、

  • ブランドサイト
  • ECサイト
  • 別ドメインのサービス

これらがバラバラだと、AIは「別のもの」として扱う可能性が高い

だからこそ、同一主体として伝える設計(Schema / @id / サイト連携)が効いてきます。

構造化データやAI向けの情報設計を見直すことで、改善できる可能性があります。

構造化データもAI向けの情報設計もまだ馴染みがないかもしれませんが、やっておいたほうがいいかもしれませんよ。
間違ったことを回答されていたら問題が起きてもおかしくありませんし、ブランドの毀損にまで至るかもしれないですしね。

複数サイトを「別物」として扱われてしまう状態では、AIに正しくブランドは伝わりません。
そのため株式会社あんどぷらすでは、サイト群をひとつのOrganizationとして統合するためのShopify向けアプリを提供しています。
※正本となるOrganizationの@id参照により、構造的に同一主体であることを定義します

なお、この考え方はShopifyに限った話ではありません。
WordPressをはじめ、複数のサイトやサービスをまたぐ構成であれば同じ問題が起きます。

現在はShopify向けのアプリとして提供していますが、WordPress向けの対応や、AI時代の情報設計に対応する他の仕組みについても順次展開しています。