ネットショップで買物するときヘッダー辺りに国名や国旗がプルダウンで選べるサイトありますよね。
または海外のサイトなのに日本からアクセスすると自動で日本円表示されるサイトとか。
それらがいわゆる越境ECと呼ばれるサイトです。
国をまたいで販売を行うサイトが越境ECと呼ばれて最近特に注目を浴びています。
越境ECとは
越境ECはECサイトと同様、インターネットを使った通信販売を指すが、 自国内向け(母国語)のサイトではなく、外国語のサイトを設け、積極的に海外の消費者に販売する形態を越境ECと呼ぶ。[2] そのためECサイトを運営する企業側は、海外に直接出店するリスクやコストの軽減につながり、且つ商圏は広くなるため、初期投資額を抑えながら海外進出を狙える。中国の越境EC市場の拡大に伴い、越境ECが中国向けのECサイトやモール出展を意味することが多くなり、より広義の世界各国へのEC販売にはクロスボーダーECという用語を使うことも多い。
実はあんどぷらすも数年前から越境ECの構築に力を入れているので制作を依頼いただく事が多いのですが、越境ECの一番のハードルは翻訳になることが多いのです。
越境ECの構築を依頼したら希望の言語でサイトが作られるんじゃないの?と思う方は多いかもしれません。
もちろん翻訳込みで制作を依頼すればそのような対応も可能なのですが、越境EC対応・多言語対応と言われているECサイト構築用CMSで対応されているのは機能に関連する部分の多言語化なのです。
たとえば、「カートに入れる」とか「マイページ」とかは言語を切り替えると自動でそれぞれの言語に切り替わります。
ですが、商品説明とかお買い物のしかた(のコンテンツ)などは翻訳した文章を用意してそれぞれの言語用に入力しておかなければならないのが通常です。
あんどぷらすで提供しているウルトコでは商品説明をシステム内に組み込まれた機械翻訳で翻訳ができるようになっています。
ただし機械翻訳なのでどんな内容でも正確に伝わるかは保証できません。
翻訳ソフトで英語を日本語に翻訳したことがある方はお分かりだと思いますが、カタコトの変な日本語になりますよね?
当然逆(日本語→英語)もしかりです。
まぁ商品説明はなんとなく意味が伝われば問題ないかもしれませんが、問い合わせがきたらどうでしょう。
機械翻訳では心もとないですよね。
やはり正確に伝えるためには人力の翻訳が一番確実です。
それでは翻訳を発注した場合どのぐらいの金額になるのでしょうか?
日本翻訳連盟様のサイトに加盟企業の翻訳料金が載っていました。
日→英は一文字あたりの料金です。
実際に文章で見積もらないとピンとこないかもしれませんが、商品の入れ替わりが激しくない業種であればサイト制作時に思い切って翻訳会社に依頼してしまったほうが安心できると思います。
ただし、最近の越境ECは英語圏だけをターゲットにしているのではありません。
多くの企業は中国・台湾・マレーシア・シンガポール・などアジア圏への対応を重要視しています。
こうなってくると翻訳業者を探すのも大変になってきますよね。
実はあんどぷらすでも以前より翻訳のお悩みを持つクライアントさんのために良いサービスがないか探していました。そんな時GMOスピード翻訳さんから新しいサービスのご案内をいただきあんどぷらすのサービスの1つとして提供できるようになったのです。
GMOスピード翻訳はWebサイト上で気軽に翻訳の見積もり・発注ができるサービスです。
越境ECの構築に多数携わってきたことであんどぷらす専用のサービスサイトをご提供いただきたました。
入力欄があるのでこの場所に翻訳したい文字を入力します。
とりあえず以下のような一文を入れてみました。
そして見積もりを確認ボタンを押すと(この段階では料金もかからず会員登録も必要ありません)
こんな風に見積もり金額と納品時間が表示されました。
納品時間を見ると約30分でプロが翻訳した英文が返ってくることになっています。
ここでは短い文章で試していますが、1000文字ぐらいの長い文章でも当日中に完了する見積もりが提示されました。
(文章が長くなってくると通常と急ぎ対応の2種類の見積もりが表示されます。)
早すぎて誤解する人がいるかもしれませんがきちんと人力の翻訳です。
ここまでは何回見積もりを試しても無料です!
見積もりや納品時間に納得して「いざ発注!」となったときには会員登録が必要になります。
ちなみに中国語(繁体字)ではどうでしょう。
中国語(繁体字)のほうが若干安い見積もりが出ました。
時間は30分と変わらずです。
お問い合わせ対応などはできるだけ早く回答したいのでスピード対応は助かりますね。
ところでスピード翻訳で対応している言語ってどのくらいあると思いますか?
なんとこんなにあるのです。(2017.9.25現在)
英語圏以外に進出する夢も現実化しますよね。
これまでは 翻訳会社を探して→見積もりを取って→発注して の流れだけで早くとも数日はかかっていたと思います。
また、社内に翻訳できる人材を確保するとなるとかなり大きな会社でないと現実的ではありませんでした。
GMOスピード翻訳さんでは様々な言語に対応した翻訳者が大勢登録されいているのでこのようなスピード対応が実現します。
翻訳を見積もる際に分野を選ぶことができるので、専門用語など選択した分野に詳しい翻訳者が選ばれるようになっているそうです。
これだけの分野が選べるようになっています。↑
越境ECに興味があるけれど言葉の問題で二の足を踏んでいた方、海外からお問い合わせがきてしまって慌てている方、海外向けのWebサイトを制作したい方などにぜひオススメいたします。