あけましてこんにちは2017年
最近はイベント事の度にそこはかとなくケンタッキー臭がしますね。
酉年なんだから鳥を労ってあげよう、とかじゃなく率先して揚げちゃうあたりに熱い商売魂を感じます。
そのうちケンタッキーバレンタインと称して甘さに塗れたあのロゴを見ることになるのではと薄々感じています。語呂いいしね
ところでロゴの扱いには様々なルールがあるのをご存知でしょうか?
今回はデザイナーでなくとも頭の片隅にそっと入れてもらいたい、ロゴの取り扱いについて解説します。
身近にあるものを手に取ってみてください。
タグや裏面、どこかしらにメーカーや商品名のロゴが使用されていると思います。
どのメーカーもなぜロゴを使っているんでしょう。
Appleのリンゴマーク入りのiPhoneとマークのないiPhone、あなたはどちらを買いますか?
マーク入りを選ぶのではないでしょうか。
リンゴマークはApple純正品である証明、品質を司るものです。
同じ商品でもマークが入っていないとなんだか類似商品みたいですよね。
ネットで安く販売されていてもちょっと怪しくて敬遠されそうです。
このようにマークがあるのとないのとではモノの価値にまで影響が出てしまいます。
ロゴはブランドイメージを支えているんです。
自由に使っていいですよ^^なんてものでもなく、校則のように細かいルールが存在しています。
勝手にへんなデザインにくっ付けられて売られでもしたら、変なイメージがついちゃいますからね、厳しいのは仕方ないです。
DeNAのガイドラインが比較的わかりやすかったので解説していきます。
ロゴガイドライン-DeNA公式サイト
こんな感じでガイドラインやロゴマニュアルと呼ばれるルールブックが存在します。
ロゴの取り扱いは企業イメージにかかわるものでもあるので、取り扱い(特に印刷物)は慎重に・・・
引用元:DeNA公式サイト
この場合は文章そのまま、会社の許可なく勝手に使わないでねってことです。
ロゴによってはガイドラインの範囲でなら利用可能なものもあるので、必ずここの表記をチェックしてください。
引用元:DeNA公式サイト
ロゴに込められた企業ビジョンやブランドイメージ・コンセプトが表記されています。これには社内意識の統一をはかる目的もあります。
意味を知ることでその企業の理念や思想が見えてきます。ちょっと就活とかで使えそうですね
引用元:DeNA公式サイト
ロゴを利用する際の色指定です。
たいていの場合コーポレートカラーと呼ばれる企業や団体を象徴する色(コカコーラは赤、ツイッターは水色)を使用しています。
DeNAの場合ブラック1色のみの使用との表記です。(白抜きは基本的にどのロゴも許可されています)
一部分に色指定が入る場合はそれぞれの数値が表記されます。
基本構成はこの3つです。
・RGB
・CMYK
・PANTONE
コーポレートサイトや印刷物等を制作する時には必ず確認する項目です。
引用元:DeNA公式サイト
ロゴの表示色指定です。ロゴ自体はブラックまたはホワイトのみですが、背景にカラーや画像を使用出来ます。
ただし複雑な背景にロゴを設置する場合には、文字がはっきりと読めなければなりません。
引用元:DeNA公式サイト
ロゴは「ロゴとして認識」されなければいけません。そのため表示の際には周辺に十分な余白が必要です。
それがアイソレーション(保護エリア)です。
この領域にはロゴの一部と誤認されるような別のデザインや図形、文字を入れてはいけません。
引用元:DeNA公式サイト
ロゴを美しく表示させる為に必要な最小使用サイズの表記です。
印刷物、デジタル素材それぞれ指定サイズより大きく表示させる必要があります。
引用元:DeNA公式サイト
ロゴの一部を切り離すことは基本的に禁止されています。
引用元:DeNA公式サイト
ブランドイメージを正しく伝える為にも上記のような変形・グラデーション・回転など、ロゴの要素変更をしないようにしましょう。
後々のトラブルを避けるためにも使用時にはチェックを怠らないようにしましょう。