あなたのお役に立ちたいわんど。

はじめてのZOHO【ZOHOLICS2024レポート】

はじめまして!昨年の9月に入社しました、プロモーション企画のaoです。
どうぞよろしくお願いします。

少し前の話になりますが、9月20日に東京のJPタワーホール&カンファレンスで開催された、
ZOHOLICS JAPAN 2024に参加しました。

入社して早速、はじめての出張。はじめてのZoho。
Zoho初心者の私が、当日の様子をレポートしていこうと思います!

Zohoのおさらい

そもそもZohoってなに?というところからおさらいしておきましょう。

Zohoとは、ZOHO社が提供するクラウド型ビジネスオペレーティングシステムです。

(参考:ZohoJapan

うーん。わかりやすく言うと、 ”企業の業務を支えるために必要なさまざまな機能やツールを、インターネットを通じて利用できるサービス”  のことです。皆さんもメールやチャットツール、Officeソフトなどを日々使われているのではないでしょうか?お仕事によっては、CRM(顧客管理)や会計ツールなども使用されているかもしれません。Zohoはそのような、企業が必要とするさまざまな業務管理ツールを提供しています。(なんと50種類ほどのアプリがあります…!)全てのツールは1つのプラットフォームに統合しているので、業務全体を統合的に支えることができます。
あんどぷらすはZohoの全てのアプリを使えるZohoOneを導入しており、日々業務の効率化を図っています。そしてZohoをもっともっと活用するために、今年も参加したのがZoholicsです!

Zohoの導入やそれぞれのアプリについてもっと詳しく知りたいよ〜!という方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。
Zohoに関する記事一覧

Zoholics Japan 2024とは?

ZoholicsとはZohoが毎年開催しているイベントで、主にZohoの価値や機能について理解を深めることを目的としています。
今回は、東京会場とオンライン配信によるハイブリット形式で開催されました。

今年で16回目を迎える今回のテーマは「Think DX with Zoho」。
特別ゲストやエキスパートが、最新のDX事情や皆さまのビジネスプロセス改善や業績アップのヒントとなる情報をお届けします。日本市場向けの最新の製品情報やZoho 製品の活用方法など、Zoho がDXにどのように貢献するのか事例なども交えてお伝えします。ここでしか聞けないZohoの「今」を是非ご体感ください。

(参考:ZoholicsJapan2024

いざ、Zoholicsへ

当日は、yui、natsu、aoの3名で東京へ向かいました 🚃
前日からZoho INSPIREに参加されていたmmochiさんとは、会場で合流します。

会場に到着

入り口には沢山の人がいて、既に列ができていました。
私たちも列に並んで受付をし、いよいよ会場に入ります。時刻はイベント開始の10時ぴったり。会場入り口にある撮影スポットが気になりましたが… ひとまず急いでホールに向かい、mmochiさんと合流。開会のご挨拶にギリギリ間に合いました…!

開会のご挨拶のあとは、Zoho製品の発表や企業の事例を用いたセッションが開始。
午後からはセッションごと3つの会場に分かれており、私たちは各々気になるセッションに参加しました。

このあとは、私が参加したセッションの内容をご紹介いたします!

セッションが終わり、気になっていた撮影スポットへ。mmochiさん撮影会に。

色々もらってますね。

CRMの限界を超えて、チームの壁を越える。顧客体験を高める新機能「CRM for Everyone」

スピーカー : 前原 翔氏(Zoho Japan プリセールスG)

今回のZoholicsではイベント全体を通して、Zoho CRMの新機能である「CRM for Everyone」が大きく告知されていました。CRM for Everyone(以下、Everyone)とは、顧客管理・営業支援ツールのZoho CRMを営業チームだけでなく、組織内の複数のチームで連携しながら利用するための機能です。

従来のCRMは営業チームを主体にIT化を進め、DXを促進することが主流でした。しかし、実際のビジネスの現場では、営業チームを含むさまざまな部門が同じ情報を共有し、業務に取り組む必要があります。Everyoneは、営業チームだけでなく、社内の他部門も含めて全社的にCRMを活用し、情報共有を円滑に進められるように設計されています。

CRM for Everyoneのポイント

チーム間のコラボレーションの強化

営業、マーケティング、プリセールス、法務など、さまざまな部門がCRM上で統合され、シームレスに連携できます。同じプラットフォーム上で情報を共有することで、チーム全体が一貫性のある顧客対応を実現し、効率的かつ効果的な業務運営が可能になります。

・チームユーザーの発行

特定の業務を担当するメンバーや、限定的なデータの閲覧が必要なライトユーザー向けに、コストを抑えたライセンスアカウントを提供。これにより、必要最低限の機能でCRM業務に参加できる環境を実現します。

CRMを営業メンバーだけで利用している企業では、「他部門からの依頼が受付窓口やツールごとにバラバラ」だったり、「タスク管理が属人的で、遅延や抜け漏れが発生する」といった課題が生じることがあります。Everyoneはこうした問題を解決するために、社内申請業務を統一化し、部門間の申請フローをよりシンプルにします。また、タスク機能やリマインド通知を活用することで、効率的かつ確実なステータス管理を行うことができます。

もちろん、企業ごとに必要な機能は異なりますが、CRMを全社で活用することで得られる効果は、顧客満足度の向上に大きく貢献すると考えられます。さらに、Zohoでは今後も新機能がリリースされるとのことです。Zohoのすごいところは、ユーザーからのフィードバックを積極的に取り入れ、製品を継続的に進化させている点だと感じました!

日本最大級の起業家プラットフォーム創業手帳の創業者が語る 中小企業・スタートアップが飛躍するZoho CRM の使い方

スピーカー : 大久保 幸世氏(創業手帳株式会社 代表取締役)

ビジネスモデルが発展途上で、人材や経験が十分でない中小企業やスタートアップにとって、CRMの活用は決して簡単ではありません。本講演では、創業当初から数多くのCRMを実際に試した経験を持つ、創業手帳株式会社の創業者・大久保氏が、その知見やノウハウを共有してくれました。

中小企業やスタートアップの現場でDXが進まない本当の原因 

中小企業やスタートアップがCRMを活用し、DXを進める際には、以下のような課題が立ちはだかることが多いとのこと。(一部を抜粋)

・社内でシステム担当者を置けない、または担当者が少数

人材やリソースが限られているため、CRM導入後の運用が現場に丸投げされがちです。

・CRMの効果や意義が浸透していない

「CRMを使う理由」や「成果を得るための使い方」が社内全体で共有されておらず、単なるツールとして扱われてしまいます。

・Zohoの多機能さが逆に障壁となる

担当者以外の一般社員にとっては、機能が複雑に感じられ、活用が進まないことがあります。

CRMは現場での運用が徹底され、関係者全員が活用することで価値を発揮します。しかし、データの精度が低かったり、運用が属人的だったりすると、その導入効果は大きく削がれてしまいます。
そこで、これらの課題を突破するために大久保氏が実際に行った取り組みをご紹介いただきました。

CRM活用を成功させるための具体的な取り組み

・手を動かす定例ミーティング

Zohoのプロフェッショナルと毎週30分の定例MTGを設定し、必ず画面設定まで行う。特に初期段階では関係者全員で短時間でも運用や認識を統一する場を設け、設定や画面の違いによる混乱を防止しました。

・自社に合わせたカスタマイズ

データ構造や表示名、画面配置などを自社仕様にカスタマイズ。心理的な引っ掛かりとなる不要な表記や違和感を徹底的に排除しました。細かな調整が、現場での受け入れをスムーズにする鍵になります。

・データの大掃除

過去の謎の情報や不要なデータを社内告知のうえで一斉削除。正確でシンプルなデータ環境を構築することで、CRMの利用価値を向上させました。

・基本機能に絞った徹底運用

活用できる新しい機能を模索する一方で、全社的な運用は基本機能に絞り込む方針を採用。広げすぎず、まずは基本を徹底することで確実な運用を実現しました。

・「筋肉で覚える」運用習慣

オンライン朝礼で全員でZoho画面を共有し、顧客の声やデータを読み上げる。プレゼンターを持ち回りにすることで、全社的なCRM運用への理解と習慣づくりを進めました。

これらの取り組みを通じて、大久保氏はCRMの活用を単なるツールの導入に終わらせず、実際の現場に根付かせるための体制構築の重要性を強調していました。運用を徹底し、全員で使いこなすことが顧客満足度向上やDX推進につながるポイントだと感じました。

今の時代、顧客の声をしっかり聞いて、本当に求めているものを理解することが企業の成長に欠かせません。そのためにCRMは、まさに頼れる味方です。大久保氏の会社では、CRMを使って顧客の声を全社員で共有する仕組みを徹底することで、売上アップや業務効率化など、大きな成果を上げています。

まとめ

いかがでしたか?気になる点や共感する内容はありましたでしょうか。

私自身、Zoholicsに参加してとても勉強になりました!具体的なビジネス課題に対して、Zohoがどのように対応し、導入されているのか実例を聞くことで、自社での活用法を考えるきっかけになりました。まだまだZohoを使いこなせているとは言えませんが、今回の学びを活かして、理解を深めながらどんどん使いこなしていきたいと思っています。

今後は、皆さまの課題に対してZohoを活用した最適な解決策をご提案していきます!

投稿者プロフィール

ao
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丁寧に暮らしたい

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