Web界隈では、日々新しい技術や概念が生み出されています。
いつまで経ってもキャッチアップが必要なのだけど、「なんか聞いたことあるぞ?」なんてものもちらほら出てくるほどには、業界が長いmmochiです。
時代は巡る。
さて。唐突ですがWebサイト、公開したら終わりとか思ってます?
- 表示が遅ければ、ユーザーの体験を損ねる。
- 脆弱性が見つかれば、対応しなければならない。
- 事業やサービスが変われば、サイトの情報構造も見直したくなる。
こうした課題、あたりまえだけれど、公開したまま放置してても解決しません。状況に応じて改善していく必要があります。
でも、いざ改善しようとすると、なかなか大変ですねぇ。
表示を速くしたい。セキュリティを強化したい。もっと自由に情報を設計したい。
それぞれ別の課題に見えますが、まとめて見直せるかもしれませんよ?
今回、あんどぷらすのコーポレートサイトリニューアル(リプレース)のコンセプトは「速くて、セキュアで、自由なWebサイト」だったんですよね。

速いこと。
Webサイトの表示速度は、ユーザー体験に直結します。- ページを開くたびに待たされる。
- 制作実績を絞り込むと時間がかかる。
- ページが増えるにつれて、サイト全体の動作が重くなる。
こうした問題は、単に画像を圧縮したり、キャッシュを設定したりするだけでは解決しないこともあります。
コンテンツの取得方法、データの持ち方、ページの生成方法、配信の仕組み。
Webサイトを構成するそれぞれの要素が影響しあっているので、その組み合わせを再検討する必要があるんですよね。
今回の自社サイトでは、AstroをベースにEmDashのCMS機能を組み合わせ、Cloudflareの基盤を利用する構成にしました。
ページの表示とコンテンツ管理を分けて考え、コンテンツの届け方も含めて設計しています。
もちろん、技術スタックを変えれば自動的に速くなるわけではありません。
実際の構成や実装、キャッシュの設計などによって結果は変わります。
だからこそ、Webサイト全体を見ながら、必要なところを改善していくことが大切です。
セキュアであること。
今回のリニューアルではセキュリティに関しても重視しています。WordPressは、多くのWebサイトで使われている優れたCMSです。CMS利用サイトにおけるシェアが世界で59%。日本国内だと82%なんていう調査もあります。(出典:Hubspot)
WordPressに限らずサーバーインストール型のCMSでは、プラグインやテーマを含めたアップデート、脆弱性への対応、管理画面の保護など、継続的な運用が欠かせません。
あんどぷらす自身もいくつものサイトを持っていてその多くで、長くWordPressを使ってきたからこそ、その便利さも、運用し続けるなかで考えなければならないことも経験してきています。
そこで今回は、単にCMSを入れ替えるのではなく、公開するWebサイトとコンテンツを管理する仕組み、それぞれの役割を考え直すことにしました。
例えば、今回の構成では、AstroをベースにWebサイトの表示を組み立て、EmDashでコンテンツを管理しています。
インフラはCloudflareの各サービスを利用。
こうした構成によって、公開サイトとCMSの役割を分け、必要な機能やアクセス経路を設計できます。
CloudflareのWAFなども活用しながら、攻撃への備えを考えることもできます。
ただ、誤解してはいけないのは「WAF」を入れればオッケーみたいな単純な話ではないということですね。
ましてや、WordPressだから危険、EmDashだから安全、ということでも当然ない。
残念ながら、どんな技術を使っても、脆弱性が見つかる可能性はあります。
認証や権限の設計、依存パッケージの管理、アップデート、監視など、必要な対策もなくなりません。
大切なのは、特定の製品に安全性を丸投げするのではなく、構成全体を把握し、どこにリスクがあり、何を守る必要があるのかを考えることです。
そして、万が一に備えて、リスクを減らすための対策を継続すること。
セキュリティは、何かひとつ導入したら終わり、ではないんですよね。
自由であること。
Webサイトを運用していると、情報の持ち方や見せ方を変えたくなることがあります。- 新しいサービスを追加したい。
- 制作実績と担当メンバーの情報を関連付けたい。
- 複数のコンテンツを横断して表示したい。
- AIにも情報の意味や関係が伝わるように整理したい。
こうした要望が出てきたとき、CMSの標準機能やデータ構造に合わせる、もしくは出来合いのプラグインを導入するという対応をすることが多いと思いますが、それが最適だとは限らないですよね。
本来は、どんな情報が必要で、それぞれがどう関係し、ユーザーにどう届けられるべきなのか。
そこから考えたいんです。
今回の自社サイトでは、CMSの管理画面にあるフィールドをそのまま再現するのではなく、情報モデルそのものを見直しています。
制作実績、クライアント、担当メンバー、サービス。
それぞれの情報をどのように持って、どう関連付けるのか。
情報の構造を設計したうえで、管理する仕組みと表示する仕組みを組み立てています。
自由というのは、何でも好き勝手に作れるという意味ではなく、「実現したい顧客体験や情報設計に合わせて、適切な構成を選び、必要な変更を加えられること」なんです。
あんどぷらすは、そこに大きな価値があると考えています。
目的から考える。
速さ、セキュリティ、自由度。この3つを実現するために、特定の技術を採用することを目的にしてはいけないんですよ。
大切なのは、自社の事業やWebサイトに必要なことを整理し、それを実現できる構成を選ぶこと。
要件によっては、従来のCMSを使うほうが合理的な場合も当然あります。
今回のリニューアルでは、技術を選ぶ前に、何を実現したいのかを考えることの大切さを改めて実感しましたね。
Webサイトの構成から、一緒に考えます。
あんどぷらすでは、ECサイトやWebサイトの構築、Webシステムの設計、ブランド構築などを通じて、お客様の事業を支援しています。
大切にしているのは、単に見た目を整えたり、指定された機能を実装したりすることだけではありません。
誰に、何を、どう届けたいのか。
どんな情報を持ち、どう管理し、どんな体験を提供するのか。
そして、公開したあとも安心して運用し、事業の変化に合わせて育てていけるのか。
そうしたことを踏まえて、必要な構成を一緒に考えていきます。
Webサイトの表示速度、セキュリティ運用、情報設計に課題を感じているなら、まずはご相談ください。
WordPressのまま改善するのか、CMSと公開サイトを分けるのか。事業や運用の状況を踏まえ、改善の方向性をご提案します。
「リニューアルすべきか」がまだ決まっていない段階でも構いません。
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