AIと末長くうまく付き合い続けていきたい。natsuです。
みなさんは普段、なにか調べものをするとき、どのように調べていますか?
Googleなどの検索画面から検索しますか?それともChatGPTなどのAIに質問しますか?
AIに質問するだけで、知りたい情報や答えが簡単に手に入るようになった今、調べものをするときの「検索の仕方」も少しずつ変わってきています。
今回は、そんな検索の変化のひとつである「ゼロクリック検索」と、これからの時代にできるサイト対策について、わかりやすくご紹介します!
目次
ゼロクリック検索とは?
・ゼロクリック検索はなぜ増えているのか?
今からできるサイトの対策
・構造化データを整える
・FAQを活用する
・“さらに詳しく知りたいユーザー”に選ばれるコンテンツをつくる
ゼロクリック検索とは?
「ゼロクリック検索」という言葉を聞いたことはありますか?
ゼロクリック検索とは、検索結果ページ上だけで知りたい情報を得ることができ、Webサイトのリンクをクリックせずに検索が完結することを指します。
これまでは、知りたい情報があると検索エンジンでキーワードを入力し、検索結果に表示されたWebサイトをクリックして、必要な情報を探すという流れが一般的でした。
しかし近年では、検索結果上でユーザーの疑問を解決できるケースが増え、Webサイトへ訪れることなく検索を終える「ゼロクリック検索」が増えています。
ゼロクリック検索はなぜ増えているのか?
ゼロクリック検索が増えている背景には、検索エンジンの進化や検索結果の表示形式の変化、そして生成AIの発達などがあります。
近年の検索エンジンでは、ユーザーがWebサイトを開かなくても疑問を解決できるように、Webページの情報を検索結果に直接表示したり、複数の情報をまとめて表示したりする機能が増えています。
例えば、Webページの内容から検索キーワードに対する答えを抜粋して表示する「強調スニペット」や、検索キーワードに関連する情報をまとめて表示する「ナレッジパネル」などが代表的な例です。
さらに近年では、生成AIを活用し、複数のWebページの情報を整理したうえで、ユーザーの検索意図にあわせた回答を表示する「AI Overview(AIによる概要)」も登場しています。

このように、検索エンジンは「知りたい情報を求めてWebサイトを探すもの」から、「検索結果だけで知りたい情報がわかるもの」へと変化しています。
こうした検索結果の変化によって、Webサイトを訪れなくても必要な情報を得られるケースが増えたことが、ゼロクリック検索の増加につながっています。
ゼロクリック検索が増えるとどうなる?
検索結果ページだけで必要な情報がわかるようになると、ユーザーはWebサイトを一つひとつ確認する手間が省けるため、よりスムーズに情報を得られるようになります。
一方で、Webサイト運営する企業にとっては、少し気になる変化でもあります。
これまでは、検索結果からWebサイトに訪問してもらい、そこで商品やサービスについて知ってもらうという流れが一般的でした。
しかし、検索結果だけで疑問が解決できるようになると、「わざわざWebサイトを見に行かなくてもいい」と考えるユーザーが増えるかもしれません。
そうなると、Webサイトへのアクセス数やクリック率が下がる可能性があります。
特に、「〇〇とは」「〇〇の意味」など、検索結果ページに表示された情報だけで疑問を解決しやすい内容は、Webサイトまで訪問する必要性が低くなります。
ただ、アクセスが減る=Webサイトの価値が下がるというわけではありません。
これからは、「何人のユーザーがWebサイトに来たのか」だけではなく、「どんな情報を見た上で、その人がサイトに来たのか」という視点も大切になってきます。
例えば、検索結果やAIから基本的な情報を知った上で、「この会社の事例をもっと見たい」「この商品についてもっと詳しく知りたい」と感じて、Webサイトを訪れるユーザーもいるかもしれません。
こうして訪れるユーザーは、単に “検索結果を上から順にクリックしてとりあえずWebサイトを見る” 訪問とは、少し意味が異なります。すでに基本的な情報を知った上で、「もっと詳しく知りたい」と感じてサイトに訪れるからです。
つまり、ゼロクリック検索が増えることで、単純なアクセス数が変わるだけではなく、Webサイトに訪れる人や訪れる理由も、少しずつ変わっていくと考えられます。
だからこそ、これからは「検索結果やAIの回答でわかる情報」と「Webサイトを見てもっと詳しく知りたいと思う情報」を分けて考えることが大切になってきます。
今からできるサイトの対策
では、こうした変化に合わせて、Webサイトではどのようなことを意識すれば良いのでしょうか。
ここでは今から取り組める3つのポイントをご紹介します。
構造化データを整える
構造化データとは、Webサイトに掲載している情報を、検索エンジンやAIが理解しやすい形に整理して伝えるための仕組みです。
構造化データを整えることで、検索エンジンなどが「このページは何について書かれているのか」「この情報は何を意味しているのか」など、Webサイトの情報を理解するための手助けになります。
検索エンジンとAIは同じ仕組みではありませんが、Web上の情報をもとにユーザーの疑問に答えるという点では共通する部分があります。
そのため、Webサイトの情報を正しく整理し、その意味や関係性を理解しやすい状態にしておくことは、検索エンジンだけでなくAIにとっても重要です。
検索結果やAIを通じて情報を見つける機会が増えている今だからこそ、「どんな情報を載せるか」だけではなく、「その情報をどう整理して伝えるか」は意識しておきたいポイントです。
そこで弊社では、サイトの構造化データを手軽に整えられるアプリ「ANDPLUS-Schema Bridge」を開発しました。詳しい機能やお問い合わせについては、以下のリンクからご覧ください。
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FAQを活用する
FAQ(よくある質問)を活用して、ユーザーが知りたい情報を一問一答形式で整理することも、取り組みやすい方法の一つです。
「〇〇とは?」「〇〇の方法は?」「〇〇にはどんなメリットがある?」など、ユーザーが疑問に感じやすいことを質問と回答の形式でまとめることで、ユーザーは知りたい情報を見つけやすくなります。
FAQで大切なのは、「ユーザーが知りたいことは何か?」を考えることです。
実際にお問い合わせの多い内容や、商品・サービスを利用する中で疑問に感じやすいことなどを整理して、わかりやすく回答することがポイントです。
ユーザーの疑問を一つひとつ整理しておくことで、必要な情報を見つけやすくなります。
“さらに詳しく知りたいユーザー”に選ばれるコンテンツをつくる
検索エンジンの進化や発達によって、検索結果やAIの回答を見るだけで、基本的な情報を得られるようになりました。
一方で、「もっと詳しく知りたい」「実際の事例を見てみたい」と感じるユーザーもいます。
こうしたユーザーにWebサイトを訪問してもらうためには、検索結果やAIの回答だけでは得られない情報を、サイトコンテンツとして提供することが大切です。
検索結果やAIが基本的な答えを教えてくれるようになると、Webサイトでも同じように基本的な情報だけを説明している場合、「わざわざこのサイトを見に行こう」と思ってもらえる理由は少し弱くなります。
今や「正しい情報」だけであれば、検索エンジンやAIが要約してくれる時代です。
だからこそ、Webサイトには、自社が実際に経験したことや独自のデータ、自社ならではの考え方など、簡単には代替できない情報を蓄積していくことが重要です。
単に「正しい情報」を書くだけではなく、「自分たちだからこそ伝えられる情報は何か?」を考えながらコンテンツにしていくことが、これからのWebサイトの価値に繋がっていくと考えられます。
また、コンテンツの内容だけでなく、検索結果でどう見えるのかを意識することも大切です。
例えば、ページタイトルを「このページを見ると何がわかるのか」がひと目でわかるタイトルにすることで、検索結果を見たユーザーが、自分の知りたい情報が掲載されているページだと判断しやすくなります。
タイトルだけでなく、検索結果に表示されるスニペットも含めて、ページの内容やそこで得られる情報がわかるように整えておくことがおすすめです。

さいごに
ゼロクリック検索が広がる今、検索結果ページやAIに正しく情報を理解してもらうための対策はもちろん、その先にある「もっと知りたい」というユーザーのニーズに応えられるよう、Webサイトの情報を充実させておくことも大切です。
自社サイトの情報をわかりやすく整理し、検索結果やAIを通じて自社を知ってもらう機会をつくる。
そして、サイトを訪れたユーザーには、検索結果やAIだけでは伝えきれない情報や、自社ならではの価値をしっかりと届ける。
これからは、「検索結果に載るためのWebサイト」だけを作るのではなく、「検索結果から先に価値があるサイト」を作っていくことが、より大切になっていくと考えています。
検索エンジンやAIが情報を届けてくれる時代だからこそ、Webサイトには、その先にある「もっと知りたい」に答えられる場所としての役割が、これまで以上に求められていくでしょう。
おまけ
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サイトの検索・AI対策について気になることがございましたら、お気軽にご相談ください!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!また次回の記事でお会いしましょう。