マフラーのいろんな巻き方を覚えても、気づくと結局いつも同じ結び方をしてるyuiです。
あんどぷらすの Reborn Project について、皆さまチェックしていただきましたでしょうか?
コーポレートサイトのリニューアルをはじめとしてこれまでさまざまな記事を公開してきた本プロジェクト。今回お伝えするのは…
あんどぷらす、ビジョンブックをつくりました ! !!
ずっとつくりたかったビジョンブック。プロジェクトを通して、ついにカタチにすることができました。
こちらの記事では、制作に至るまでの道のりとビジョンブックに込められた私たちの想いについてご紹介をしていこうと思います。
ぜひこれまでの記事と併せてご覧いただけたら嬉しいです。
冒頭でお伝えしたように、あんどぷらすでは会社のビジョンやミッションなどをきちんと世の中にお伝えするために、ビジョンブックをつくりたいと長い間考えていました。
私が入社したちょうど2年前にもそういった想いを伺っていたのですが、なかなか自社のコンテンツに手が回らずコーポレートサイトと同じような状況に陥っていました。
そこでスタートしたのが Reborn Project です。私たちはこのReborn Project を通してビジョンブックもかたちにすることを決めました。
Reborn Project というビッグプロジェクトを機についに動き出したビジョンブック制作。
あんどぷらすのビジョンやミッションはもちろん、どんなことを大切にして制作をしているのか・目指している未来はどんな姿なのかをお伝えするものだからこそ、特別感を感じられるようなものにしたいと考えていました。
私たちの制作に対する姿勢が伝わるような、こだわりをたくさん詰めた1冊にしたい。
あんどぷらすのメンバーやクライアントの皆さまはもちろん、これからあんどぷらすにお仕事を依頼しようか迷っているかたやあんどぷらすで働きたいと思ってくれている就活生の皆さんにもお渡ししたい。
どちらも大切にしたいけれど、1冊が高価なものになってしまうとたくさん配りにくくなってしまいます。私たちは、悩みました。
そこでひらめいた方法が、バインダー形式。
バインダーを新たに制作するとともにビジョンブックはパンフレットというかたちで制作をします。そして、クライアントや取引先のかたなど長くお付き合いをしていく相手にお渡しするときには、バインダーに会社概要とビジョンブックを挟んでセットでお渡しをしようという計画です。
この方法であれば、就活イベントなどの大量に資料を配布するときには中身のパンフレットのみお配りしたり、何か大切な資料をお渡しするときにバインダーを使用したりと、用途にあわせてさまざまな使い方を選択することができます。
これからあらゆる場面で活躍することになりそうなバインダー。まずは、このバインダーができるまでの道のりについてご紹介をしていきます!
バインダーといっても世の中にはあらゆる素材・かたち・サイズ・厚さのバインダーが存在しています。あんどぷらすにとってはじめてのバインダー制作ということもあり、たくさんのサンプルを取り寄せてどんなバインダーにしていきたいかのイメージを固めていきました。
そうしてイメージしていった大枠が、A5サイズでかなり厚みのある頑丈なもの。
かなりざっくりではありますが、ここには「長くそばに置いておいてほしいものだからこそしっかりしたものにしたい」という理由があります。
ちなみに今回は、広報アシスタントとして来てくれていた学生さんにベースのデザインをお願いしました。社内でプレゼンをしたり、デザイナーのみんなにフィードバックをもらったり。完成が楽しみですね。
おおよその方向性が決まって来たところで、愛知県にあるモリカワペーパーさまを訪れてご相談をさせていただきました。
モリカワペーパーさまは紙の貼り合わせなどの特殊な紙の加工をされている愛知県の会社さんで、なんとボードゲームも製作されているんだとか。
実際にお話を伺ってみると、厚みを出すために使用する何枚もの紙も素材を選べるとのこと。断面を見てみるとよく分かるのですが、今回はグレーを基調としたデザインだったためボード紙を採用しました。
また、表面に使用する紙もたくさんある中から選ぶことができるとのことで、たくさんのサンプルを見せていただきました。せっかくオリジナルのバインダーを1から制作するのであれば…と、私たちは外側の面と内側の面でちょこっと異なるグレーを選ぶことに。
デザインのベースを担当してくれた学生さんの提案もあり、あんどぷらすではこの新たに制作するバインダーに名前をつけることにしました。大切な役割を担うものだからこそ、どんな名前にしようか本当に悩みました。
そうして悩み抜いた末に付けた名前は『 Journey 』です。
ここには「あんどぷらすのメンバーとして旅をしていく」「クライアントとともに旅をしていく」という2つの想いを込めました。
名前に添えた『 Let’s create the scenery, carrying your hopes. 』という言葉、実はここにも私たちのちょっとしたこだわりが。
景色を示す単語はたくさんあるのですが、Journeyと掛け合わせて旅で見る景色につながるような「scenery」を選択。
また、あなたのためにやることが結果として自分のためになるという考え方から「carrying hope」をあえて「your hope」としています。
ビジョンブックは会社概要パンフレットと同様にデザイナーのurarinが担当してくれました。
ビジョンブックには会社のビジョンやミッションが記されており、あんどぷらすがどんなことを大切にして制作と向き合っているのか・どんな未来を見つめているのかをひとつひとつ丁寧にお伝えしています。
ここからはビジョンブックの制作について、urarinが教えてくれた2つのこだわりポイントとともにご紹介をしていこうと思います!
デザイナー:urarin ) こだわりポイント1つ目は、紙素材です。何度でも手に取ってもらえるよう紙素材にもこだわり、表紙と裏表紙には羽車印刷さまオリジナルの「Fabric ミルキーホワイト」という紙素材を使用しています。布と厚紙を貼り合わせた紙素材ということで、特別感もありつつ肌にも馴染む自然な温もりを感じることができるこちらを選びました。
デザイナー:urarin ) こだわりポイント2つ目は外への広がりです。ビジョンブックに綴られた私たちの想いは社内に留まることなく、静岡という地からより広く外に伝えていくべきメッセージです。表紙から覗く風景や表紙をめくると現れる雄大な景色は、外への広がりを意識したデザインとなっています。
実はこの景色、打ち合わせをしているときに「よし、今日撮りに行こう!」と急遽 日本平まで撮影をしにいきました。
まさに思い立ったら吉日。寒かったけれど静岡らしい1枚が撮れて良かったです。
デザイナー:urarin ) 新たに制作したバインダーを「Journey」と名付けたように、私たちは仲間と、お客さまと、これからの景色を創る旅をしています。道に迷ってしまったとき、このビジョンブックが旅の行き先を教えてくれる羅針盤になるように。そんな想いを込めて『 Compas 』という名前を付けました。
Journey と Compass 。私たちの旅の道しるべとして活躍していってくれそうですね。
というわけで、あんどぷらすの Journey と Compass がついに完成しました!
こちらのセットはこれからクライアントの皆さまや取引先の皆さまにお届けをしていく予定です。
弊社の制作に対する姿勢をまとめたものになっているので、ぜひ素材の質感を楽しみながらご覧いただけましたら幸いです。カルテのようにWebサイトの運営について記録するバインダーとしてご利用いただくのも大歓迎です。
ニューメンバーを迎え新たな風が吹く4月1日、あんどぷらすのメンバーにもこちらのセットをお渡ししました。
メンバーにとってはあんどぷらすの一員である印でもある Journey と Compass 。せっかくなので宝探しゲームにして、みんなに探してもらいました。無事にみんなゲットしてくれたようで安心。
Journey と Compass の使い方は自由。好きなステッカーを貼ったり、イラストを描いたり、推しの写真を挟んだり。それぞれが自分の道しるべとして育てていってくれたら嬉しいです。
クライアントに寄り添う伴走を大切にしているからこそ、新たに制作したビジョンブックを通して私たちの想いをきちんとお伝えしたい。
そんな想いを抱えて計画してきたビジョンブックの制作も、Reborn Project を通して実現することができました。
1歩ずつではありますが、このビジョンブックを通じて私たちのスタンスが世の中にもっともっと浸透していったらいいなと思っています。
Reborn Project は「本物」に向かうスタートライン。これからもあんどぷらすをどうぞよろしくお願いします!
あんどぷらすのあれこれをゆるっと配信しています。