iPhoneのアップデートでカメラのUIが変わりすぎて、いまだに操作に少し戸惑っているnatsuです。
さて、みなさんが運用しているWebサイトは、定期的にアップデートを行っていますか?
Webサイトを長く安全に運用していくうえで重要なのが、定期的なアップデートです。
CMSやプラットフォームを活用しているサイトであっても、適切な管理が行われていなければ、思わぬトラブルに直結することも。
今回は、長く愛されるサイトづくりに欠かせない「CMSのバージョンアップデート」について詳しくお届けしていきます。
そもそも、CMSとは?
CMSとは、Contents Management System(コンテンツ マネジメント システム )の略称で、
Webサイトの情報を継続的に更新・管理するための基本的な仕組みのことです。
CMS を活用することで、専門的なHTML・CSSの知識がない方でも、Webサイトのテキストや画像、レイアウトなどを簡単に更新することができるようになります。
CMSのバージョンアップデートについて
みなさんが普段利用しているスマートフォンにも定期的なアップデートがあるように、CMSにもアップデートがあります。
Webサイトは「作ったら終わり」ではなく、公開後も継続的なメンテナンスが欠かせません。
ユーザーが安心して利用できるサイト環境を維持するためにも、CMSのアップデートは重要な取り組みのひとつです。
なぜバージョンアップデートが行われるのか?
CMSのバージョンアップデートは、大きく分けて「機能面」「安全面」「最適化」の観点から行われます。

◉ 機能面:ユーザーのニーズに合わせた新機能の追加や既存機能の改善、バグの修正など
◉ 安全面:脆弱性へのパッチ適用、セキュリティ強化対策など
◉ 最適化:最新ブラウザや外部システムとの互換性維持、動作パフォーマンスの改善など
サイトを安全かつ効率的に運用し続けられるように、目的に合わせたアップデートが適切に行われています。
アップデートを放置することによる危険性について
Webサイトの安全性を守り、今後も使いやすいものにするために行われているバージョンアップデート。
では、CMSのアップデートを放置してしまった場合、どのような影響が発生するのでしょうか?
以下の3つに分けて見ていきましょう。
① セキュリティリスクが高まる
アップデートを放置しておくと、サイトのセキュリティリスクも高まります。
例えば、ユーザーの個人情報漏洩や、サイトの改ざんなど、深刻な被害につながる可能性があります。
万が一被害が発生した場合、調査や復旧に膨大な時間とコストが発生します。
サイトの安全性や信頼性を守るためにも、定期的なアップデートを行うことが重要です。
② 機能面で不具合が発生する可能性がある
CMSを古いバージョンのまま使い続けていると、最新のブラウザや外部システムの仕様に対応できず、サイトの表示崩れやエラーの発生、フォームの不具合などが生じる場合があります。
こうした不具合は、ユーザーの利便性を損なうだけでなく、機会損失につながってしまう可能性も。
CMSを最新バージョンに保つことは、ユーザーにとって使いやすいサイト環境を維持するためにも重要です。
③ サイトが使えなくなる危険性がある
実は、CMSの公式サポートには有効期限が設定されている場合があり、期限を過ぎたバージョンは更新や修正の対象外となってしまう可能性があります。
サポート期間が終了してしまったバージョンを最新バージョンに移行することも可能ではありますが、大規模な移行となる可能性が高く、膨大な時間とコストを費やします。
こうした事態を防ぐためにも、こまめにアップデートを行うことをおすすめします。
CMS・プラットフォームごとのアップデートの特徴
CMSやプラットフォームによってバージョンアップデートの仕様はさまざまです。
今回は、WordPress / CS-cart / Shopify の3つにフォーカスし、それぞれの違いを見ていきましょう。
WordPress
WordPressは世界中で広く利用されているCMSのひとつで、定期的に最新バージョンがリリースされています。
アップデートには、「メジャーアップデート」と「マイナーアップデート」の2種類があります。
【メジャーアップデートとは】
WordPressの主要バージョンが更新されるアップデートです。
WordPressのバージョン表記は3桁の数字で書かれており、メジャーアップデートでは6.7.2から 6.8.2への変更など、先頭二桁の数字が変わります。

約4〜5ヶ月に一度の頻度で行われ、主に新機能の追加や大規模な仕様変更、重要な改善、セキュリティの強化、コアシステムの改良などが含まれます。
Webサイトの機能やセキュリティに大きな影響を与える可能性があるため、事前に検証を行った上で慎重に実施する必要があります。
【マイナーアップデートとは】
例えば、6.8.2から 6.8.3への変更など、バージョン番号の末尾が更新されるアップデートです。

主に軽微な機能追加やバグの修正、セキュリティパッチの適用、パフォーマンスの改善などが含まれ、必要に応じて随時実施されます。
大きな仕様変更は伴いませんが、Webサイトの安定性や安全性維持を目的に行われる更新のため、出来る限り早めに適用することが推奨されています。
メジャーアップデート・マイナーアップデートともに、自動更新 or 手動更新を管理画面から選択することが可能です。
自動更新を行うことでタイムリーなアップデートが可能ですが、気付かない間にアップデートが行われていて、サイトに不具合が起きていた… といったケースも珍しくありません。
それぞれにメリット・デメリットがありますが、いずれにせよ必ず事前にバックアップをとった上で実施するようにしてください。
CS-Cart
続いて、CS-Cartのバージョンアップデートについてです。
CS-Cartは主にECサイト構築で利用されているCMSです。
CS-Cartのアップデートは、基本的にはユーザーが手動で実施する必要があります。
アップデートの内容によっては、Webサイトのテンプレートやアドオンとの互換性に影響が出る場合もあるため、事前に概要を把握した上で慎重に進めることが重要です。
そのため、アップデートの実施前には、事前検証やバックアップをとった上で行うことを推奨しています。
状況によっては専門的な知識が必要になるため、アップデートに関してご不安な場合は、ぜひお問い合わせください。
>【CS-Cartのアップデート】に関するお問い合わせ はコチラ
また、CS-Cartでは公式サポートの対象が決まっています。
古いバージョンのまま使い続けているとサポート対象外となり、万が一の場合、公式サポートを受けられなくなってしまう可能性があります。
Webサイトの安心・安全性を維持するためにも、定期的なアップデートを推奨しています。
Shopify
最後にShopifyのバージョンアップデートについてです。
Shopifyも、ECサイト構築で多く利用されているECプラットフォームです。
Shopifyはクラウド型(Saas型)のサービスのひとつで、システムはすべてクラウド上で管理されています。
そのため、WordPressやCS-Cartなどのように手動ではなく、自動でアップデートが適用されます。
セキュリティパッチやシステム改善、新機能の追加などが自動で適用されるため、アップデート作業の手間を削減することができます。
一方、自動で仕様変更されるため、操作画面のUIが変更されていたり、既存機能の挙動が変わってしまい「昨日まで使えていた機能が使えなくなってしまった」というケースも珍しくありません。
そのため、定期的に公式情報の確認や、変更内容の把握を心がけることが重要です。
さいごに
以上、今回はCMS・プラットフォームのバージョンアップデートについてお届けしました。
Webサイトの安全性や信頼性を守るためにも、こまめにアップデートを行うことがとても大切です。
特に顧客情報を管理しているECサイトにおいては、サイトの安全性は特に重視されるポイントであるため、定期的なメンテナンスを心がけていきましょう。
あんどぷらすでは、CMSのバージョンアップデートのご相談も承っております。
アップデートのご相談やアップデートに伴うサイトの修正に関するご相談まで、お気軽にどうぞ!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!それでは、また次回の記事でお会いしましょう。