hugcoffeeさんのコーヒーを飲んで、普段コーヒーが飲めないのに冗談抜きで感動したnatsuです。
今回は「制作後インタビューvol.3」ということで、
弊社でサイト制作をお手伝いさせていただいたクライアントさまをお迎えし、プロジェクトの裏側や公開後の反響を詳しくお伺いしていきます。
第三回目は、静岡で愛されるコーヒーショップ、hugcoffeeさまにお話をお伺いしました。
hugcoffeeさまについて
静岡市内を中心に店舗を構える人気のコーヒースタンドです。

素材や工程にこだわり抜いたスペシャルティコーヒーをはじめ、さまざまなドリンクを楽しむことができます。
また、お店では全国各地のアーティストとコラボしたグッズの展開やイベントの開催など、 人とのつながりから生まれたさまざまなカルチャーが集まっています。
hugcoffeeさまは、人と人を繋ぐ居心地の良い “サードプレイス” として、地域に根差した憩いの場を目指しています。
今回、インタビューにこたえてくださったのは代表の古閑さまと、サイト運用をご担当されている山田さま。
サイトを育て続けてきたことで得られた変化や、これからのWebサイトの展望など、ここでしか聞けないhugcoffeeさまのサイト運用秘話をたくさんお話しいただきました。

プロジェクトの概要
あんどぷらすでは、2021年にコーポレート兼ECサイトの制作をお手伝いさせていただきました。

Shopifyを用いて、デザイン制作から実装までを一貫して担当しています。
サイト公開後も、さまざまなページコンテンツの制作を行いました。
例えば、hugcoffeeさまのプロダクトデザインを手掛けるデザイナー、松本健一さまの作品を紹介する「HUG DESIGN」ページや、これまでのアーティストとのコラボレーションによって生まれた作品を展示する「HUG DIGITAL MUSEUM」ページなどを制作。
また、現在は保守サポート契約も請け負っています。
“hugcoffeeらしさ”と信頼をカタチにするサイト制作
まずは、2021年のWebサイト制作の経緯を教えてください
古閑さま:経緯としては大きく二つあります。
一つ目は、「Webサイトを持っていないと今後ダメだな」と感じたからです。
当時、InstagramなどのSNSが普及し始めた頃で、「SNSを持っていれば、Webサイトは必要ない」という風潮が一時期あったのですが、その流れは個人的には少し違うんじゃないかなと思っていました。
SNSも運用しつつ、Webサイトもきちんと持っておくべきだと感じていて。
例えば、就職活動で受けたい会社を調べるときに、その会社のWebサイトを必ず確認しますよね。
そういった背景も踏まえて、Webサイトをきちんと制作しようと思ったのが一つ目の理由です。
もう一つは、これからのhugcoffeeの方向性をより明確に伝えるために、Webサイトもアップデートしたいと感じたからです。
改めてきちんとhugcoffeeらしさが伝わるサイトを作りたいと思い、サイト制作を決めました。

古閑さま:あとはサイトにECの機能を持たせたいという想いもありました。
ただ、いざサイトを作ろうとすると、ECサイトのように物を売るためのサイト、求人のためのサイト、会社を宣伝するためのサイトと、いくつか方向性が考えられるじゃないですか。
当時は、どこを軸に置いてサイトを作るべきかが正直よくわかっていなかったので、結果的に全ての要素を取り入れたかたちで、現在のサイトが出来上がりました。
これが成功しているのか失敗しているのかわからないのですが、今は求人の面で成果が大きく出ていると感じているので、結果的に求人にフォーカスが当たったWebサイトになっていますね。
数あるWeb制作会社の中から、あんどぷらすを選んでくださった理由を教えてください
古閑さま:元々、望月さんがお客さんとして、よくhugcoffeeに来てくださっていたんです。
いざWebサイト作りたいという話になったときに、社内で望月さんの名前が挙がって。
そこから、「hugcoffeeの実際の空気感をよく知ってくださっている、あんどぷらすさんにお願いしよう」という流れになったと思います。
想いと提案を重ねて、ともに創る
サイト制作の際、弊社のやりとりについてはいかがでしたか?
古閑さま:最初の打ち合わせの時に、あんどぷらすさんが3、4人でお店に来てくださったんですよね。
実際にお店に来てくださったことで、こちらは制作に関わる人たちの空気感を知ることができましたし、お店の雰囲気を見ていただいた状態で制作を進めてくださったので、良かったなと感じています。
サイト制作において、最初にデザインを見た時の印象はいかがでしたか?
山田さま:私は、HUG DESIGNページとHUG DIGITAL MUSEUMページからサイト運用に携わらせていただいているのですが、最初にカンプを拝見したときは、世界観が想像していた以上に丁寧に表現されていたことが、とても印象に残っています。
頭の中でこうしたいと考えていたものが、パッと目に見えるものに変わる瞬間だったので、見え方には本当に感動しましたね。
Webの見せ方や構成については専門的な部分も多いので、デザイナーの皆さまに提案していただきながら進めていったのですが、実際に形になったときには、hugcoffeeらしさがしっかりと表現されていると感じて、とても嬉しかったです。
また、できるだけサイトを編集しやすいようにと、運用面にも配慮していただいていて、構成面でも色々と面倒を見てくださったのでありがたかったです。

古閑さま:正直なところ、Webに関しては専門的な知識がなかったので、あがってきたデザインを見たときに「それが良いのか悪いのか」の判断基準がわからない状態でした。
実店舗の建築であればイメージが湧きますが、デジタルの世界は正解が一つではないからこそ、面白さと同時に難しさも感じていました。
しかし、あんどぷらすさんから「この動きにはこういう意図がある」という説明や、「他社ではこうして成果が出た」という事例を共有していただいたり、複数案の比較を共有していただくことで、少しずつ理解が深まっていった印象があります。
今後も「こんな機能を入れたら、サイトがもっと良くなるのでは?」といったプロ視点からの提案をいただきながら、僕らの想いと重ね合わせて一緒にサイトを育てていけたら嬉しいですね。
弊社の保守サポート契約についてはいかがでしょうか?
山田さま:ずっとサポートが入っているという安心感がありますね。
新店舗が継続的に増えているので、ショップリストの更新でサポートいただいたり、サイトのレイアウトが変わって困った時など、問い合わせをするとすぐに回答をいただけるので助かっています。
小さな修正でも相談しやすい環境にあると思うので、その点がありがたいなと感じています。
Webサイトが、想いを伝える “もう一つの居場所” に
サイト運用で心がけていることはありますか?
山田さま:こまめな更新は意識しています。
サイトが動いている状態を保つことで、自然と興味を持ってくださる方が増えているように感じています。
その積み重ねが、採用やECのご利用につながっているのかなと思っています。

サイトを育てているからこそ、見えた変化などはありますか?
山田さま:Webサイトをきっかけに、新しい出会いが生まれているという実感はあります。
例えば、サイト内にある「SDGs」ページは、特に多くの方に見ていただいているページの一つです。
そのページをきっかけに、同じような価値観や問題意識を持つ企業さまからお声がけをいただくこともありました。
地域で日々活動する中では、どうしても接点が限られてしまうこともありますが、Webサイトがあることで、これまで出会えなかった方々ともつながることができています。
Webサイトはもう一つの出店部隊というよりも、わたしたちの想いを届ける “もう一つの居場所” のような存在です。
外部の方から見たときのhugcoffeeの“顔”として、大切な役割を果たしてくれていると思います。
古閑さま:SDGsページを制作した当時は、環境への配慮を重視する風潮が世の中全体にありました。
そうした流れの中で、多くの企業が環境問題に対して意識を高めていたこともあり、SDGsページの制作に取り組みました。
現在も、アップサイクルに関わる商品についての企業案件のお話をいただくこともあり、そういった点では制作して良かったなと感じています。

求人に関する変化などはいかがでしょうか?
山田さま:求人での成果はすごく大きいと感じています。
時期によっては、継続的にご連絡をいただくこともあり、わたしたち自身もその反響に驚いています。
求人サイトに情報を掲載しているわけでもなく、Instagramでも求人情報の発信を積極的に行なっているわけではないので、サイトを通じて興味を持ってくださる方がいることは、とても嬉しく感じています。
hugcoffeeさまはサイトを積極的に育てられている印象がありますが、どこからインスピレーションを得ているのでしょうか?
古閑さま:他の企業のWebサイトを研究していますね。
僕らの好きなお店のサイトなどを頻繁に見るようにしていて、「このWebサイトの作り方いいよね」と社内で共有し合ったりしています。
規模感が近い飲食店のWebサイトをベンチマークしたり、うちのサイトに足りていないジャンルのコンテンツを参考にさせてもらっている部分は多いかもしれないですね。
お店一軒持っているのと同じ感覚でWebサイトも育てているので、やりたいことが増えるたびに、自然とサイト内のコンテンツも増えていっています。
また、来たくなる。“デジタルでの居場所” を目指して
今後、どのようにサイトを運用していきたいですか?
古閑さま:正直に言うと、Webサイトも「一つの店舗」だと思っています。
リアルと同じように、デジタルにも“居場所”をつくりたい。
例えば、毎月更新している「HUG MUSIC」。
店内で流れているBGMのプレイリストをSpotifyで公開していて、実際にそれをきっかけに応募してくれた方もいます。
ブログでは「私がHUGで働く理由」というシリーズを書いていて、そこからスタッフ一人ひとりの背景や想いを知った上で、応募してくれる方も増えました。
つまり、商品を売るだけじゃない。人や空気まで伝える場所にしたい。
電車の中でサイトを開いたとき、HUG DESIGNページを見ながら “小さな美術館に入った感覚” になれたら面白い。
どこかに行くためのサイトではなく、“また覗きたくなる場所”。
「あ、また変わってる」「なんかやってるな」
そんな小さな変化があるサイトに育てていきたいと思っています。
今も仕掛けは結構しているんですけどね。
音楽の配信も毎月していたり、商品の更新やブログの更新にも継続的に取り組んでいます。
ここにさらに新しいコンテンツを肉付けしていけたら、より面白いサイトになっていくんじゃないかなと思います。

古閑さま:あとは、Webサイトにも人格を持たせられたら良いな、という理想があります。
というのも、最近 “ロゴが人格を持つ” ということを実感する出来事があったからです。
これまでhugcoffeeでは、さまざまなデザインを展開してきた時期がありました。
それはそれで良さもあったのですが、ブランドとしての輪郭が少し伝わりづらい部分もあったと思います。
10周年を機にロゴを統一し、一人のデザイナーさんに一貫してお願いする形に切り替えました。
軸が定まったことで、ロゴを見るだけで「あ、HUGだ」と気づいていただけるようになったんです。
台湾でのポップアップ出店が決まったのも、デザインの方向性が整理されたことが大きかったと感じています。
ロゴに人格が宿ると、ブランドも“人”のような存在になる。
hugcoffeeという存在が、必要としてくれる人のもとへ自然と届いていく。そんな感覚がありました。
Webサイトも同じで、単なる情報の集合体ではなく、一人の人間のように感じられる存在にしたい。
毎月音楽を更新する。
商品を更新する。
ブログを書き続ける。
そうした積み重ねの中で、“ちゃんと息をしている感じ” や “少しずつ成長している感じ” が伝わるサイトに育てていけたらと思っています。
さいごに
以上、hugcoffeeさまの制作後インタビューをお届けしました。
積極的にサイトを育て続けているhugcoffeeさまだからこそ語っていただける、サイトへの想いや今後の展望について、たっぷりとお話しいただきました。
Webサイトも実店舗のような心地の良い居場所に育てていけるよう、これからもサポートさせていただければ幸いです。
改めまして、古閑さま、山田さま。貴重なお話をありがとうございました!
あんどぷらすでは、Webサイトの新規制作やリニューアル、機能開発など、クライアントさまのご要望に合わせた制作を承っています。
ブランドやビジネスに合わせたサイト制作が可能ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
ここまでお読みいただきありがとうございました!また次の記事でお会いしましょう。