新規顧客の伸びが3倍に。ユーザーと運用の「使いやすさ」を追求したサイトリニューアル【制作後インタビュー vol.1】

新規顧客の伸びが3倍に。ユーザーと運用の「使いやすさ」を追求したサイトリニューアル【制作後インタビュー vol.1】

レコードがずっと気になっているものの、なかなか手が出せていないnatsuです。

今回は「制作後インタビューvol.1」ということで、これまで弊社でサイト制作をお手伝いさせていただいたクライアントさまをお迎えし、プロジェクトの裏側や公開後の反響を詳しくお伺いしていきます。

制作過程で大切にした想いや、ここでしか聞けないエピソードなど、サイト公開後の今だからこそ語れるストーリーをお届け。
第一回目は、東京・渋谷に店舗を構えるネクストレコードさまにお話を伺いました。

ネクストレコードさまについて

オリジナル12インチシングルを専門に取り扱う、中古レコードショップです。

HIPHOP、SOUL、ROCK、POPSなどのジャンルをはじめ、70〜80年代のDISCOや90年代のCLUB、ラジオでDJが使用したレコードなど…

定番から他店ではなかなか出会えないレコードまでを、豊富に取り揃えています。

今回、インタビューにこたえてくださったのはオーナーの今本さま。

リニューアルのきっかけやサイトのこだわりポイント、公開後の反響までたっぷりとお話しいただきました。

プロジェクトの概要

あんどぷらすでは、2023年にECサイトのリニューアルを担当させていただきました。

Shopifyを活用し、サイトデザインから実装、独自の機能開発までを一貫してお手伝いしています。

公開後から現在に至るまで保守サポートもお任せいただいており、日々の運用を支えるだけでなく、継続的なアップデートも実施。
より使いやすいサイトを目指し、共に育てるパートナーとして伴走し続けています。

ネクストレコードさまのサイトはこちら

「使いやすさ」を追求したリニューアル

サイトリニューアルをご依頼いただいた経緯を教えてください

今本さま:以前はCS-CartのECサイトを運用していました。

CS-Cartは数年に一度サイトのアップデートをする必要があるのですが、その更新を先送りにしている間に決済周りのセキュリティが厳しくなってしまったんです。

いよいよ決済周りの対応が追いつかなくなってしまったタイミングで、以前から関心のあったShopifyへの移行とサイトのリニューアルに踏み切りました。

決済周りへの影響が大きかったんですね

今本さま:当時、スマートフォンからのアクセスが急増してきたタイミングでもありました。

スマートフォンを用いた決済は、Apple PayやGoogle Payを使用するお客さまが多い印象でしたが、CS-Cartではそれらの決済に対応していなかったんです。

うちのお店は各商品1枚しか入荷をしないので、特に人気の商品は取り合いになってしまうこともあります。
そういう時のためにも、お客さまがスムーズに決済できる仕組みを整えておきたいと思いました。

Shopifyは最初からApple PayやGoogle Payなどに対応していたので、その部分もShopifyへの移行の決め手になりましたね。
決済周りは、リニューアルを決断する大きな要因でした。


オーナー・今本さまがデザインしたネクストレコードさまの旧サイト

20年にわたる信頼関係と業界理解が決め手に

数あるWeb制作会社の中で、あんどぷらすに依頼してくださった理由を教えてください

今本さま:実は、代表の望月さんとは20年ほどのお付き合いになります。

当時、とある掲示板で「こんなサイトを作って欲しい」と投稿したところ、望月さんが手を挙げてくださって。
そこからお付き合いが始まりました。

今回のサイトリニューアルをお願いした決め手としては、以前から長くサイトを見ていただいていたこともあり、僕たちが何を求めているのかを言わずとも理解してもらえていた部分が大きかったですね。

ECでの中古レコードの売り方を熟知されていると言いますか。

新たに他の会社さんにお願いするとなると、レコード屋ならではの商品の見せ方やこだわりなどを、また一から説明し直さなければなりません。
その点、望月さんは長いお付き合いの中で、レコードの魅せ方や売り方を熟知してくださっていたので、スムーズにお願いできたという部分が大変助かりました。


「お店の雰囲気そのもの」をデザインに。チームならではの理解力と行動力

制作中の弊社スタッフとのやりとりはいかがでしたか?

今本さま:これまでは望月さんおひとりにサイト周りを見ていただいていたのですが、今回初めてチームで制作を進めていくという形になりました。

これまでおひとりで担当してくださっていたところから、複数人のチームで進めていくという部分に正直最初は不安もありましたが、問題なく完成まで進められたのでホッとしています。

実は、当時実装を担当してくださったエンジニアの方が、レコードを趣味で聴いている方だったんです。
だからこそ、“痒い所に手が届く“ようにこちらの要望を色々と汲み取って制作してくださって。ありがたかったですね。

最初にサイトデザインを見た時はどんな印象でしたか?

今本さま:「お店の雰囲気がすごく出ているな」というのが、第一印象でした。

僕自身、レコード屋をやる前はグラフィックデザインの仕事をしていたこともあり、自分の中で結構こだわりがあったんですよね。
ただ今回は、Webサイトのデザインという部分もあったので、あまり細かな口出しはしないでおこうと決めていました。

実は制作に入る前、担当のデザイナーさんがわざわざお店に足を運んでくださったんです。
色々、店内の写真とかも撮ってくださっていたみたいで。

実際にサイトのデザインを見たときに、その時のお店の雰囲気をきちんとデザインに落とし込んでくれている感じがすごく伝わったんですよね。
トーンや雰囲気がダイレクトにサイトに反映されていたのがよかったです。

実際に初めて来店してくださるお客さまも「サイトとお店の雰囲気似てますね」と言ってくださる方が多くいらっしゃいます。

静岡と東京ってそれなりに距離があるじゃないですか。そんな中、わざわざデザイナーさんが足を運んで見に来てくれたというところ。
その気持ちが嬉しかったですし、すごく行動力を感じましたね。

ユーザー体験を向上させた視聴機能と、運用負担を軽減した更新システム

リニューアル後のサイトで気に入っているポイントはありますか?

今本さま:「試聴プレイヤー」ですね。ものすごく使いやすいんですよ

僕たちの中でも試聴プレイヤーは、一番こだわりたいポイントでもありました。

音源を聴けるというのはもちろんなのですが、どうしたらお客さまにとっても使いやすく、買い物しやすいものにできるかという部分をすごく重視していました。

以前使っていたCS-Cartのサイトにも視聴プレイヤーはあったのですが、それを上回るプレイヤーを考えて実装してくれた部分がありがたかったですね。

新たな試聴プレイヤーは、サクサク聴けるうえに試聴しながら商品の閲覧も出来るので、「これいいな」と思った商品があれば、プレイヤーからそのままカートに追加出来るようになっているんです。
今までだったら、一度その商品ページに戻ってカートに追加しなければならなかったので、かなりスムーズに商品を選べるようになったと感じています。


今本さま:
あとは、SEOもさらに強くなったと実感しています。

レコードを探しているお客さまのほとんどが、Googleなどで検索する際にアーティスト名や曲名を入力します。
そのため、探している曲名でヒットできないと、仮にうちのお店にその商品があっても買ってもらえないんですよ。

今回のリニューアルの際にSEOをより意識したことで、アーティスト名や曲名で引っかかってくれるようになったので、その部分の影響は大きかったですね。

今、商品の在庫が5,000枚ほどあるのですが、どの曲で検索しても、大体検索結果の1ページ目に出てくるようになりました。
サイトへの入り口が5,000個もあると思うと、すごく頼もしいんですよね。

ちなみに、運用面で便利になったポイントはありますか?

今本さま:商品の更新がすごく楽になりましたね。

この部分については以前から望月さんにもご相談していたのですが、今回、FileMakerというソフトを活用することでShopifyへ商品データを一括アップロードできるようになり、作業負担の大幅な軽減を実現することができました。

うちのお店では毎週230枚ほどの商品を更新するのですが、その更新作業は30分ほどで完了しています。
毎週新商品をどんどん上げていくので、出来る限り更新作業の負担を減らしたいというのは大きかったですね。

新商品だけでもこんなにたくさん…

新規顧客が “3倍”に。リニューアルがもたらした成果

サイトをリニューアルして、実際にどんな変化がありましたか?

今本さま:新規のお客さまがものすごく増えました。

新しくうちのお店を見つけて購入してくださるお客さまが、以前のサイトに比べてもかなり増えたんですよね。

他のレコードショップのオーナーさんとお話しした際に、うちの新規顧客の増え方は他店の3倍くらい多かったようで…。
その話を聞いて、改めて新規獲得への成果を再確認しました。集客が大変な中でこのような成果に繋がれたという部分は嬉しかったですね。

また、決済に関しても以前は代引きのお客様が半分ほどを占めていたのですが、Shopifyに移行してからはクレジットカード決済のお客様が7割程を占めるようになりました。

「以前のサイトに比べて買いやすくなった」というのは、実際にお客様からも言っていただきましたね。

「もしも」の時に頼れるパートナーがいる安心感

サイト公開後から現在までの、弊社の保守サポート対応に関してはいかがでしょうか?

今本さま:保守サポート契約は、絶対に外せないなと思いますね。

過去に、運用していたサイトが原因不明のトラブルに見舞われて3週間ほど閲覧も購入もできなくなったり、別のタイミングでも商品の更新ができなくなる不具合が発生したことがありました。

特にShopifyは自動でアップデートされるので、小さな仕様変更でもサイトのカスタマイズ部分に影響があり、予期せぬトラブルに見舞われてしまうこともあるのだと思いますが、こうした場合でも保守サポートの範囲内で迅速にご対応いただき、大変助かりました。

こういった苦い経験があるからこそ、保守サポートの重要性は痛いほど理解しています。

コストを考えた時に保守サポートを契約しない方もいらっしゃると思うのですが、僕は絶対に契約をおすすめしますね。
トラブルで困った際にすぐに相談できて対応してもらえる環境があることは、運用において何よりの安心感につながると思います。

越境ECも見据えて。さらに愛されるサイトにするために

今後、サイトをどのように活用していきたいですか?

今本さま:今後、さらに便利で使いやすいサイトに育てていきたいですね。

例えば、商品の入荷アラート機能を追加してお客さまが気になっている商品をスムーズに購入できる仕組みを整えたり、ゆくゆくはAIを活用しつつ、オンラインでありながらもリアル店舗のような接客体験ができるECにしていけたら良いなと。

また、サイトの入り口を広げるという面でも、引き続き越境ECには力を入れていきたいと思っています。

実は、以前から取り組んでいたMEO対策が数年越しに実を結び、現在の店頭の売り上げは外国人のお客様が全体の6〜7割ほどを占めているんです。

こうした背景もあり、先日サイトを越境対応にアップデートしました。
正直なところ越境ECのハードルの高さを感じていますが、今後成果につながるように取り組んでいきたいと思っています。

ビジネスの特性を活かしたサイト構築で、たしかな成果へ

もし今後、他の企業さまに弊社をおすすめいただくとしたら、どんなポイントをおすすめしたいですか?

今本さま:「お客さまの商売に合わせて、独自の要望をしっかりと形にしたサイトが作れる」ところですかね。

世の中には、開発システムをデフォルトの状態で使用されている企業さんも多いのではないかと思っているのですが、販売スタイルやお客さまの特性は、一社一社それぞれで異なると思うんです。

だからこそ、自社の商売の特性を打ち出したサイトにできたらさらに売り上げや成果につながると思いますし、あんどぷらすさんはそれを実現できる技術力があると感じています。

プロ目線のご提案をいただいて初めて気がつく部分も多いですし、自分たちだけでは限界があるからこそ、パートナーとして一緒にサイトを育てていける存在がいるというのは心強いですよね。

さいごに、これまでのプロジェクト全体を振り返っていかがでしたか?

今本さま:今回は完全にサイトをリニューアルをしたのですが、カートシステムが変わるというのは、もう全然違うところにお引越ししたような感覚なんですよね。

うちのサイトは商品アイテムが多いからこそ、正直ごっそり変えるというのは避けたいなと思っていました。
ただ今回の場合は、かなりスムーズにご対応いただけたと感じています。

僕たちがどんな運用をしているのかを、あんどぷらすさんがきちんと理解してくださっていたからこそ、ストレスなく移行することができたと思うんですよね。
非常に助かりましたし、やってよかったです。

実際にCS-CartからShopifyに変えたことで、アクセス数も増えて売り上げも伸びています。
海外とのやりとりも少しずつ増えてきているので、トータルして見ても、やはりお願いしてよかったなと感じています。

さいごに

以上、ネクストレコードさまの制作後インタビューをお届けしました。

ユーザーにとっての利便性と運用面での利便性の両立を実現した、今回のサイトリニューアル。
越境ECを通じたさらなる販路拡大など、より便利で価値のあるサイトを目指して、これからも共に歩んでいければ幸いです。

改めまして、今回インタビューにご協力いただいた今本さま。貴重なお話をありがとうございました!

あんどぷらすでは、Webサイトの新規制作やリニューアル、機能開発など、クライアントさまのご要望に合わせた制作を承っています。
ブランドやビジネスの特徴に合わせたサイト制作が可能ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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ここまでお読みいただきありがとうございました!また次の記事でお会いしましょう。