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【OMOとは?】初心者でもわかるマーケティング戦略の基本を解説!

買い物は圧倒的オンライン派。natsuです。

今回はマーケティング回!ということで、今まさに注目を集めている「OMO」についてご紹介します。

“オンラインとオフラインの壁を超えた新しい購買体験を提供する” という考え方であるOMO。
近年特に話題になってきていることから、この言葉を目にしたことがあるかたも多いのではないでしょうか?

「OMOとはなんなのか?」

本記事では、OMOの概要からメリット、注目されている背景まで… 初めてOMOに触れる方にもなるべくわかりやすくお届けしていきます!

目次

OMOとは?
OMOが注目されている理由とは?
O2Oやオムニチャネルとの違いは?
OMOを取り入れるメリット
あんどぷらすのOMO支援について

OMOとは?

OMOとは “Online Merges with Offline”の略称で、日本語に直訳すると「オンラインとオフラインの融合」を意味します。

ECサイトやアプリなどの「オンライン」と、実店舗といった「オフライン」の境界をなくし、
顧客にとって一貫性のある購買体験・サービスを提供するという、新しいマーケティングの考えかたです。

例えば…

・スマホアプリから注文し実店舗で商品を受け取る「モバイルオーダー」
・ECサイトで注文した商品を店頭で受け取る「クリック&コレクト」
・実店舗でもアプリでも利用できる「デジタル会員証」

などは典型的なOMOの事例で、すでに私たちの身近なところでも取り入れられ始めています!

さらに、オンラインとオフラインでの顧客の行動データ・購買データを統合して分析することで、顧客一人ひとりに合わせた最適なアプローチを実現できる点も、OMOの大きな特徴です。

omoイメージカット

なぜ、今OMOが注目されているのか?

そもそも、なぜOMOが注目されているのでしょうか?

その背景には大きく2つ、① 主要購買層の変化と購買行動の複雑化  顧客理解と体験価値向上を実現するデータ統合の重要性 が挙げられます。

主要購買層の変化と購買行動の複雑化

現在は、幼少期からデジタルに慣れ親しんだ “デジタルネイティブ世代” が購買の主要層となりつつあります。

これまでは、ECサイトやアプリなどの「オンライン」と実店舗などの「オフライン」は別々に機能していましたが、
近年では、SNSで情報収集 → 店頭で商品確認 → ECサイトで購入する といったように、複数のチャネルをまたいだ複雑な購買行動へと変化しつつあります。

そのため、オンラインとオフライン横断した一貫性のある顧客体験の重要性が、より高まってきています。

顧客理解と体験価値向上を実現するデータ統合の重要性

現在の消費者は、商品やサービスそのものだけでなく、「購入に至るまでの一連の体験価値の高さ」を重視するようになっています。
だからこそ、オンラインとオフラインをシームレスに繋ぐOMOは、顧客満足度を高める上でも欠かせません。

さらに、顧客の行動が多様化・複雑化する中で、オンラインとオフライン両方のデータを統合して、顧客一人ひとりのニーズを把握することが、これまで以上に重要になってきています。
データに基づき最適なアプローチを提供することで、顧客満足度の向上や競合との差別化にもつながっていきます。

O2Oやオムニチャネルとの違いは?

OMOと似ているマーケティング用語として、「O2O」や「オムニチャネル」といった考え方があります。
それぞれどのような違いがあるのでしょうか?

O2Oとは

O2Oとは、“Online to Offline”  の略称で、
オンライン上の情報や施策をきっかけに、お客様を実店舗などのオフラインへ誘導する仕組みのことです。

・メルマガでクーポンを配信して実店舗で利用してもらう
・SNS広告から店舗来店予約に誘導する

などの施策は典型的なO2Oにあたります。

つまりO2Oとは、オンラインでのアプローチを活用して、最終的にオフラインでの買い物や利用に繋げるための戦略なのです。

オムニチャネルとは

オムニチャネルとは、ECサイト、実店舗、SNS、カタログなど、オンライン・オフラインを問わず、あらゆる販売・集客チャネルを連携させ、一貫した顧客体験を提供する仕組みのことです。

・実店舗で売り切れている商品をECサイトから購入できるようにする
・電話でもWebフォームでも同じ品質のサポートが受けられるようにする

などの取り組みはオムニチャネルの代表的な施策です。

「ユーザーとどのチャネルから接触してもストレスなく買える・相談できる状態をつくる」ことを軸に、チャネル同士の連携を強化し、販売機会や顧客満足度を最大化する考え方がオムニチャネル戦略です。

O2O・オムニチャネル・OMOの違いをまとめると…

3つを簡単にまとめてみるとこんな感じになります。

omo説明バナー

オンラインとオフラインを、「分けて運用するのか?」「連携するのか?」「統合するのか?」
ここがO2O、オムニチャネル、OMOの大きな違いになります。

OMOを取り入れるメリットとは?

そんなOMOですが、取り入れることで実際にはどんなメリットがあるのでしょうか?大きく4つのメリットをご紹介します。

顧客一人ひとりのニーズを把握できる

OMOを取り入れることで、オンライン上での顧客の「行動データ」と、実店舗での「購買データ」を統合して分析できるようになります。

これにより、

・お客様がどんな商品に興味を持っているのか?
・ECサイトと実店舗それぞれでなにを求めているのか?

など、顧客のニーズをより正確に把握することが出来るようになります。

オンラインとオフラインのデータを掛け合わせることで、顧客一人ひとりに合わせたアプローチやサービス改善に活かせる点が、OMOの大きなメリットです。

*前提として実店舗やオンラインでの購入履歴、お問い合わせ履歴など、あらゆる情報データを連携できる仕組みを整えておくことが必要です

機会損失を防ぐことにつながる

例えば…

・店頭在庫がない商品をECサイトから購入する
・ECサイトで気になった商品を実店舗で試着してから購入する

といったように、OMOを取り入れることで顧客の利便性に合わせた柔軟な購買体験を提供することが出来ます。

さらに、顧客ごとに最適なタイミングでクーポン配布の配布やセール情報を配信するなど、適切なチャネル・タイミングでのアプローチを実現することができます。

顧客が「買いたい!」と感じたタイミングを逃さずアプローチできるため、販売機会の損失を防ぐことにも繋がります。

顧客体験を向上させ、LTVの最大化につながる

OMOを取り入れることで、オンラインとオフラインを横断し一貫した顧客体験を提供できるようになります。

質の高い顧客体験を継続的に提供することで、その商品やブランドへの信頼・愛着が高まり、リピート購入の増加も期待できます。
結果として、LTV(顧客生涯価値)の最大化が期待できる点も大きなメリットです。

D2Cブランドにおいて、商品価値をリアルに伝えられる

実店舗を持たないD2Cブランドにおいては、ECサイトのみで商品を販売しているケースも多く、お客さまが実際に商品を手に取る機会が限られてしまうという課題があります。

だからこそ、OMOを取り入れた「OMOストア」などを通じて、

・商品の質感やサイズ感
・商品の使い心地や細かなディティール
・ブランドの世界観

など、オンラインだけでは伝えきれない価値を、リアルな体験としてお客さまに届けることが出来るようになります。

その場で商品を体験し購入はECサイトに繋げることで、在庫管理や販売チャネルを分断することなく、顧客体験と購買体験を一体化できるところも、OMOならではのメリットです。

あんどぷらすではOMOストアを支援しています

あんどぷらすでは、主にECサイト制作・運用支援を行うWeb制作会社として、オンライン上での顧客体験設計に携わってきました。
その知見を活かし、オンラインとオフラインを繋ぐOMOストアの開催支援を行っています。

あんどぷらすが行っている取り組み

弊社オフィス2Fのイベントスペースを活用し、期間限定で開催できる「POPUP型OMOストア」の支援を行っています。

大規模な常設店舗を構えるのではなく、1日限定や土日限定など短期間で手軽に始められるため、D2CブランドやEC事業者でも取り組みやすいところが特徴です。

顧客とのリアルな接点を通じて商品やブランドの価値を体験してもらうことで、新たなつながりやブランドの認知拡大の機会に繋げることができます。

イベントスペース「ANDSTAND」に関するお問い合わせはこちら

ANDSTAND

POPUP事例写真

まとめ

以上、今回はOMOについてお伝えしました。

OMOは今後さらに注目されていく領域です。この記事が少しでも皆さまのマーケティング戦略を考える上でのヒントになれば幸いです。

あんどぷらすでは、ECサイトをはじめとするWebサイト制作や、それに付随したプロモーション支援も行っています。
POPUP型OMOストアに関するご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

【無料】サイト制作に関して相談してみる

ここまでお読みいただきありがとうございました!ではまた次回の記事でお会いしましょう〜

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