こんにちは!最近、マヌルネコの可愛さにどっぷりハマってるTenです!
皆さん、前回の記事はもうご覧になりましたか?yuiさんがReborn Projectについて、詳しく説明してくれました。まだ見てない方は、ぜひ一度ご覧になってみてください!今回お伝えするのは、タイトル通り、名刺と封筒のリニューアルについてです!制作の裏話や、どんなこだわりを持ってデザインしたのか、そのプロセスも含めてじっくりお話しします。
まず、名刺と封筒のデザインに入る前に、これまでの「黄色」をどのように活かすかについて、かなり悩みました。今日はその経緯を少しお話しさせていただきます。
会社の内装や新しいビジョンに合わせて、Webサイトのリニューアルやロゴのブラッシュアップを行い、「Reborn Project」を始めました。「Reborn」するために、これまでの制作物や外部への発信メディアもすべてリニューアルすることにしたんです。
Webサイトをご覧になればお分かりいただけるかと思いますが、「黄色」を完全に排除するのではなく、使用する量を減らし、「黄色のスクエア」というデザイン要素をさりげなく取り入れました。この黄色をどのように表現するかについては、本当に何度も話し合い、試行錯誤しましたが、最終的に、ミッションやビジョン、バリューをもう一度見直した上で、「スクエア」が最もふさわしいという結論に至りました。
正方形は堅実さと安定性を象徴し、四つの等しい辺が落ち着きと信頼感を提供する形状である。本物の価値はこの安定した基盤に築かれ、確固たる信念を持つ人々にとって特に際立つ。
黄色は、明るさと活気の象徴です。追求することは、私たちの人生に活力を与え、新しい冒険に飛び込む勇気を持たせてくれます。明るい未来への希望と情熱をもって、活発に前進します。
私たちの持つエネルギーは鮮やかな黄色に表され、調律の取れた正方形は信頼や安心感を与えます。それは“本物”を目指す私たちの在るべき姿だと考えています。
あんどぷらすのコンテンツには、この「黄色のスクエア」をどんどん取り入れていきます!デジタルコンテンツからDTPまで、会社のブランドイメージをしっかりと作り上げて、この「黄色のスクエア」を見たら、すぐに「あ、あんどぷらすだ!」と思ってもらえたら嬉しいです!
あんどぷらすのイメージを統一するため、コーポレートサイトのデザインに合わせて、グレーと黄色のスクエアを基調にデザインしました。ここからは、レイアウトから印刷に至るまでのプロセスを順番にご説明しますね。
①裏面:にはあんどぷらすのロゴだけを配置して、シンプルで印象に残るデザインにました。横型、縦型、変形型の4つの案を出し、それぞれ検討しました。
表面:裏面に合わせて、日本語と英語で最も長い名前を基にいくつかのデザインを作成しました。
②コンセプト
「本物」というコンセプトを大切にし、縦型と横型で使いやすいものを選びました。デザインにはスクエアを取り入れ、位置やサイズ感を細かく確認しました。
③決定
最終的に、縦型のデザインが印象に残りやすいと考えました。英語の名前をメインにし、視線を右に移すと縦書きの日本語が自然に目に入るように配置しました。実際にグレーの紙を使い、仕上がりを確認しました。
④最終デザイン
その他の情報を少し調整し、ようやく最終デザインが確定しました。
活版印刷は、凹凸のある金属や木製の活字を使って印刷する方法です。この技術を通じて、職人の技術を感じられる仕上がりを目指し、活版印刷を採用しました。
最初はグレーの紙を想定していましたが、適切な紙質や厚さを選ぶのに苦労しました。最終的には、コンセプトに合う少し厚めでテクスチャーが感じられる紙を選びました。「Basic ライトグレー260g」と「ボード紙グレー450g」で悩みましたが、あんどぷらすのイメージにふさわしい分厚さを持つボード紙を採用しました。
届いた日、名刺を手にしたときのあの感覚、やっぱり良いですね。
完成品は手触りが良く、活版印刷の凹凸がしっかり感じられます。もし機会があれば、ぜひ名刺を手に取って、実際にその質感を感じていただけたら嬉しいです!
次に、封筒についてお話ししますね。
①デザイン
正方形グリッドを意識して、スクエアとロゴを配置しました。
②完成
色を加え、表面の左側に大きなスクエアを配置することで、視線を自然に誘導するデザインに仕上げました。
封筒には「Basic ライトグレー260g」を使用しました。この紙には少し青や赤の繊維が入っており、色はボード紙とほぼ同じですが、わずかに違います。名刺と封筒を一緒に渡すことは少ないため、名刺には特別感を持たせたかったので、封筒にはあえて別の紙を選びました。
グレーの紙に直接印刷すると色が沈んでしまうため、黄色の部分に下地としてホワイトを印刷するか、真っ白な紙にグレーとホワイトを印刷する方法を検討しました。最終的に、名刺と同じく黄色を直接印刷することにしました。
届いた日、黄色の仕上がりを確認する際、ドキドキしましたね!
名刺と同様に黄色のスクエアが印刷されていて、用紙が異なりますが、沈んで度合がほぼ同じなので、ブランドイメージはしっかり統一されています。
みんなといろんな話し合いを重ねて、ようやく素敵なものが仕上がりました!本当に皆さんのおかげです。ありがとうございます!
以上、名刺と封筒の制作についてのご紹介でした。現在のオフィスからWebサイト、ロゴ、名刺、封筒まで、すべてに一貫性を持たせることを大切にしました。これからも、「あんどぷらす」は「本物」を目指して頑張っていきますので、よろしくお願いします!🙇